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テーマ上映会「実験映画とドキュメンタリーの愉しみ」

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関連イベント:イメージフォーラム・フェスティバル2007

テーマ上映会「実験映画とドキュメンタリーの愉しみ」
この催物は終了しました
会期:2007年6月13日(水)〜15日(金)、19日(火)〜24日(日)
上映作品及び日程はこちら
会場:愛知芸術文化センター12階アートスペースA
料金:無料

実験映画とドキュメンタリーは、映画館などでは上映の機会が少ないため、一般に馴染みの薄いものとなっています。しかし、映画が単純な娯楽に留まらない深みと奥行きを持っていることは、これら劇映画とは異なる映像ジャンルの存在を抜きには語れません。この上映会は、実験映画とドキュメンタリーに触れる切っ掛けとして、このジャンルの優れた作品や代表作を紹介するものです。まず、実験映画を代表する作家ジョナス・メカスや、ビデオアートのパイオニアであるナム・ジュン・パイク、ビル・ヴィオラの歴史的にも重要な作品を上映します。また、現代の作品として、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品として制作された七里圭『ホッテントットエプロン−スケッチ』(2005年)や、同時期に開催する映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2007」の応募作品より、この地域出身の作家の作品をセレクトした特別プログラム「愛知の新世代たち2007」の上映も行います。
 また、アート・ドキュメンタリーの興味深い事例として、愛知芸術文化センター1階のビデオ・ライブラリーで公開している「大野一雄ビデオ・ライブラリー」より、作品をセレクトした特集プログラムも上映します。昨2006年10月に100歳となった舞踏の創始者の一人、大野一雄は、映像メディアとの関わりが深く、公演の記録映像の他、映画への出演も少なくありませんが、彼の様々な形での映像との関わりは、ダンスと映像の二つの表現メディアを考察する上で、示唆に富むものといえるでしょう。また今回は、大野の舞台美術を手掛けるなど親交のあった、美術家・水谷勇夫とのコラボレーションの軌跡を、記録映像でたどる特別プログラムを加えての上映となります。
 実験映画とドキュメンタリーの入門プログラムとして、愛好家の方々に限らず、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

七里圭『ホッテントットエプロン−スケッチ』(2005年)
七里圭『ホッテントットエプロン−スケッチ』(2005年)

ダニエル・シュミット『KAZUO OHNO』(1995年) 撮影:樫部孝史
ダニエル・シュミット『KAZUO OHNO』
(1995年) 撮影:樫部孝史





主催: 愛知芸術文化センター
企画: 愛知県文化情報センター
協力・作品提供: イメージフォーラム、大野一雄舞踏研究所、水谷イズル、メカス日本日記の会


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