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アルディッティ弦楽四重奏団×白井 剛

 アルディッティ弦楽四重奏団×白井 剛プロフィール
関連イベント:白井 剛×中川賢一コラボレーション・ワークショップ(終了しました)
関連イベント:中川賢一(ピアノ)レクチャー&コンサート(終了しました)
関連イベント:あいち子ども芸術大学「ダンス×音楽:コラボ体験!!」(終了しました)

アルディッティ弦楽四重奏団(音楽)×白井 剛(ダンス)
この催物は終了しました
日 時
:2008年12月3日(水)18:45開演(18:15開場)
場 所:愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)

チケット情報
 チケット好評発売中!
料金:S席 3,000円 A席 2,000円 学生席(A席相当)1,500円
    プレシアター・メニュー(食事)付きチケット(S席)3,500円
   ※プレシアター・メニュー付きチケットは販売終了しました。
※ 学生席は、愛知芸術文化センタープレイガイドのみの販売となります。
※ 就学前のお子様の同伴・ご入場はご遠慮ください。
※ 託児サービスのご案内(要予約)ご希望の方は、下記お問合せ先までご連絡ください。
  料金:お子様1人につき1,000円(お子様の年齢:6ヶ月〜6歳まで)。申し込み締切:2008年11月28日(金)
 
アルディッティ弦楽四重奏団

公演内容
第1部、アルディッティ弦楽四重奏団の演奏では、UK−Japan2008にちなみ、ジェームズ・クラーク、ブライアン・ファーニホウのイギリスの2つの世代を代表する作曲家による作品の日本初演、昨年東京オペラシティで世界初演をした西村朗の「弦楽四重奏曲第4番(ヌルシンハ)」のコンサートを行います。
そして第2部では、現代音楽の鬼才、ジョン・ケージの幻の名作「アパートメントハウス1776」(アーヴィン・アルディッティが編曲)をダンスと音楽により上演します。世界最高峰の現代音楽カルテット<アルディッティ弦楽四重奏団>の卓抜した演奏と、コンテンポラリー・ダンスの旗手<白井剛>の強靭な肉体から生まれる稀有な舞台空間。過去2回の上演でも、各界から大絶賛された注目のコラボレーション公演です。
アルディッティ弦楽四重奏団


第1部
  出 演
   アルディッティ弦楽四重奏団 Arditti String Quartet
    アーヴィン・アルディッティ(第1ヴァイオリン) Irvine Arditti, violin
    アショット・サルキシャン(第2ヴァイオリン) Ashot Sarkissjan, violin
    ラルフ・エーラース(ヴィオラ) Ralf Ehlers, viola
    ルーカス・フェルス(チェロ) Lucas Fels, cello
  曲 目
   J.クラーク「弦楽四重奏曲(2002〜03)」(日本初演)
   B.ファーニホウ「ドゥム・トランシセットT-W」(日本初演)
   西村 朗「弦楽四重奏曲 第4番(ヌルシンハ)」
アルディッティ弦楽四重奏団
アルディッティ弦楽四重奏団
曲目解説
日本初演となるクラークの作品は、ハダースフィールド現代音楽際と(イギリス)とアルス・ムジカ現代音楽祭(ベルギー)の共同委嘱によりアルディッティ弦楽四重奏団のために作曲された作品。ファーニホウの作品はザルツブルグ音楽祭からの委嘱で作曲し、ペーター・ルジツカに捧げられた作品です。
〈―ヴィシュヌ神とは―〉
兄弟を殺したヴィシュヌへの復讐心に燃える魔神ヒラニヤカシプは、梵天の助けによって、人間にも獣にも殺されない身体を得た。彼は熱心なヴィシュヌ信者である息子プラフラーダに腹を立てて、自らの手で殺そうと迫る。だが、息子は父にヴィシュヌの偉大さと普遍性を説き、広間の柱の中にもヴィシュヌが存在していると説いて、父の心を改めさせようとした。父は怒って柱を蹴ると、突然、半身がライオンで半身が人であるヌルシンハ(人獅子)の姿でヴィシュヌ神が出現し、爪で父を八つ裂きにしてしまった。人も獣にも殺されない魔神を殺すため、ヴィシュヌは人と獣の間の人獅子となったのである。
そして西村朗の弦楽四重奏曲 第4番「ヌルシンハ(人獅子)」は、ヒンズー教ヴィシュヌ神の神話に題材とした作品で

〈第1楽章〉魔神
〈第2楽章〉ヴィシュヌと魔人の息子
〈第3楽章〉魔神と息子
〈第4楽章〉ヌルシンハ

と、連続して演奏される4つの楽章で構成されています。
この作品は東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念委嘱作品として2007年に世界初演されました。 西村氏は「あらためて、アルディッティSQの卓越した表現力を思いつつ、これまでとは違う『ストーリー性』を持つ作品にしたいと考えた」とこの曲を解説。
アルディッティ弦楽四重奏団ならではの演奏が冴えるコンサート前半にも期待が高まります。

第2部
  出 演
   演奏:アルディッティ弦楽四重奏団
   ダンス:白井 剛
   演出・振付・映像:白井 剛
   照明:岩村原太
  演 目
   J.ケージ/I.アルディッティ編曲「44のハーモニー
   (ダンスヴァージョン)〜アパートメントハウス1776より」
アルディッティ弦楽四重奏団
アルディッティ弦楽四重奏
×
白井 剛
演目解説
世界最高の現代音楽カルテット“アルディッティ弦楽四重奏団”と日本のコンテンポラリーダンス界の旗手“白井 剛”との夢のコラボレーション公演。
現代音楽の奇才“ジョン・ケージ”の幻の名作「アパートメントハウス1776」が音楽とダンスの共演という形で新しく生まれ変わります。卓抜した演奏と強靭な肉体から生まれるダンスとの絶妙な関係が至福のステージを創ります。
06年、07年の国内公演で各界から絶賛された注目の饗宴。
音楽とダンスの融和した、至福の時空をぜひ体感してください。

〈―ケージの「アパートメントハウス1776」とは―〉
オーケストラ作品<アパートメントハウス1776>は、1976年にアメリカ合衆国の建国200年を記念して、いくつかのオーケストラが合同でケージに委嘱した作品です。アルディッティの「44のハーモニー」CDの解説よれば「ケージはこの作品で18世紀のアメリカの音楽の『ミュージックサーカス』(musicircus)を目指したといいます。このサーカスのためにケージが創った素材は、ダンスから14の音色、ベンジャミン・クラークが作曲したマーチから4つのドラムソロ、モラヴィア教の教会のメロディ2種、それと44のハーモニー。これらの大部分が、四重奏とソロで演奏される」といいます。 そして、1999年にアルディッティSQのメンバー、アーヴィン・アルディッティが編曲し、「44のハーモニー」として発表。今回はそれをさらにダンスヴァージョンに構成しなおして上演するのです。

アメリカ建国200年を記念し、ケージによって作曲された『アパートメントハウス1776』。 建国当時の賛美歌や宗教音楽等を断片的に多用するこの音楽の、穏やかで時には懐かしいメロディーがゆっくりと反復されるなか、白井剛はひとり遊びする少年のように日常的なモノたちと戯れる。 そんなダンサーの存在を少しも気にとめることのない演奏家達の姿は、50年代にケージとカニングハムが試みた同時進行のパフォーマンスを想起させるものだ。
しかし、次第にその関係に微妙な変化が起こりはじめる。 自身の身体やモノたちと関わりながらも、白井の動きは、もはや彼の身体の器から溢れ出し、空間全体へと拡充してゆく。 ダンスの本質と身体をシンプルに提示する舞台。
だが、カニングハムがモダニズム的に屹立する身体を志向していたのだとしたら、白井は何かに寄り添うからだへと向かっているようにみえる。 ダンスって、温かい。 歴史の中で沈殿してしまっている身体の遥か遠い記憶を、白井は軽やかに舞台に蘇生させるのだ。
             (愛知芸術文化センター主任学芸員 唐津絵理)

アルディッティ弦楽四重奏団
白井 剛

ダンス×音楽コラボレーション 関連イベント
この公演の関連イベントとして、世界的に活躍するダンサーとピアニストが共同で開催するワークショップとレクチャー&コンサートを開催します。
身体の中から湧き上がるリズムやメロディーを紡ぐ即興演奏。
身体の中から溢れ出す何気ない動きの連動。
その異なるアートのコミュニケーションによって生み出される、ダンスと音楽のコラボレーション。
新しい世界を体験してみませんか?

白井 剛(ダンス)×中川賢一(ピアノ)コラボレーション・ワークショップ
世界的に活躍するダンサーとピアニストが、2日間にわたり共同で開催するコラボレーション・ワークショップ。身体の中から湧き上がるリズムやメロディーを紡ぐ即興演奏。身体の中から溢れ出す何気ない動きの連動。その異なるアートのコミュニケーションによって生み出されるダンスと音楽のコラボレーション。新しい世界を体験してみませんか。2日目には参加者によるダンスと音楽の簡単なセッションも行う予定です。

白井 剛
Tuyoshi Shirai
(振付家・ダンサー)
1998年、「バニョレ国際振付賞」受賞。代表作にソロ作品『質量,slide,&.』など。Yuri NG(香港)振付作品、伊藤キム振付作品にダンサーとして出演。2006年、現代音楽カルテット「アルディッティ弦楽四重奏団」とのコラボレーション公演ツアーを国内にて行う。同年、トヨタコレオグラフィーアワードにてグランプリ受賞。2006年、自身が主宰する新カンパニー「AbsT」を設立。2007年、新作『しはに−subsoil』を発表。
中川賢一
Kenichi Nakagawa
(ピアノ・指揮)
桐朋学園大学でピアノと指揮を、ベルギーのアントワープ音楽院でピアノを学ぶ。1997年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」のピアニスト、指揮者として活動するほか、夏木マリの「印象派」シリーズに連続出演するなど、他分野とのコラボレーションも多い。08年はカフカ作P.グラス作曲オペラ「流刑地にて」、S.ライヒ審査の武満徹作曲賞本選会を指揮。

白井 剛×中川賢一コラボレーションワークショップ
日 時 この催物は終了しました
2008年9月25日(木)、9月26日(金)両日とも14:00〜17:00 ※2日間参加できる方
対 象 コラボレーションに関心のあるアマチュアあるいはセミプロのダンサーと音楽家
※ダンス ジャンル問わず、即興に興味があるか、経験のある方。
※音 楽: 鍵盤楽器(ピアニカ等)、管楽器、弦楽器、打楽器などの
持参できる楽器をお持ちの方(ヴォイス、声楽での参加も可)。
また、即興演奏に興味があるか、経験のある方。
定 員 ダンス:20名/音楽:10名
会 場 愛知県芸術劇場大リハーサル室
締 切 2008年9月15日(祝・月)必着 ※申込は締め切りました。ありがとうございました。
*参加無料、要申込み
申込方法
下記の要領で、往復はがきにてお申し込みください。
往信はがきの裏に@〜Cまでご記入いただき、返信はがきの表にご自身の宛先を明記の上
以下の宛先までお申込ください。
@郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、職業、Eメールアドレス、性別、応募動機
A参加希望のジャンル(ダンス・音楽)
Bダンスまたは音楽の経験年数
C音楽で参加希望の方は持参できる楽器
宛 先 〒461-8525 (住所記載不要)
愛知芸術文化センター・文化情報センター


「白井 剛×中川賢一コラボレーション・ワークショップ」係

中川賢一(ピアノ)レクチャー&コンサート
昨年も開催し、好評だった中川賢一によるレクチャー&コンサート第2弾。今年はメシアン生誕100年記念プログラム。20世紀を代表するフランスの作曲家オリヴィエ・メシアンのピアノ曲を、中川賢一による情熱的な演奏と楽しい解説によりお届けします。メシアンの大好きな方も、現代音楽は少し苦手という方も、きっと新たな発見があるはず。どうぞ気軽にご応募ください。
演奏曲(予定):「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より
白井 剛×中川賢一コラボレーションワークショップ
日 時 この催物は終了しました
2008年9月24日(水)19:00〜20:30
会 場 愛知県芸術劇場大リハーサル室
締 切 2008年9月12日(金)必着 ※申込は締め切りました。ありがとうございました。
*参加無料、要申込み
申込方法
下記の要領で、往復はがきにてお申し込みください。
往信はがきの裏に@〜Cまでご記入いただき、返信はがきの表ににご自身の宛先を明記の上
以下の宛先までお申込ください。
@郵便番号
A住所
B参加者氏名(2名まで)
C電話番号
宛 先 〒461-8525 (住所記載不要)
愛知芸術文化センター・文化情報センター


「中川賢一レクチャー&コンサート」係

◆あいち子ども芸術大学/ワークショップ「ダンス×音楽:コラボ体験!!」
からだの中からわき上がるリズムやメロディー。音楽によってあふれ出す創造的なダンス。世界的に活やくするピアニストとダンサーのリードによって、からだの中にある音楽を感じながら、動き・リズム・声を使った新しい体による表現を体験します。
あいち子ども芸術大学のホームページはこちら→http://aichi-kodomogeidai.com/p34-36.html#ank3
日 時 この催物は終了しました
2008年9月27日(土)  クラス@13:00〜14:00、クラスA16:00〜17:30
対 象 クラス@小学1〜2年生、クラスA小学3〜6年生
会 場 愛知県芸術劇場大リハーサル室
締 切 2008年9月7日(日)必着 ※申込は締め切りました。ありがとうございました。
*参加無料、要申込み
申込方法
下記の要領で、往復はがきにてお申し込みください。
往信はがきの裏に@〜Bまでご記入いただき、返信はがきの表ににご自身の宛先を明記の上
以下の宛先までお申込ください。
@希望講座名「講座No.36 ダンス×音楽:コラボ体験!!」
A保護者の住所・郵便番号、氏名、電話番号
B子どもの氏名(ふりがな)、学校名、学年
宛 先 〒461-8525 (住所記載不要)
愛知芸術文化センター・文化情報センター


「あいち子ども芸術大学〜ダンス×音楽:コラボ体験!」係



主  催: 愛知芸術文化センター企画事業実行委員会(愛知芸術文化センター、中日新聞社、東海テレビ放送)
企画・制作: 愛知県文化情報センター
協  力: 財団法人セゾン文化財団(白井 剛に対して)
助  成: 財団法人地域創造
企画招聘: テレビマンユニオン
UK-Japan2008公認イベント 平成20年度文化庁芸術拠点形成事業


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