サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2018 -知覚の解放体験-

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サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2018 -知覚の解放体験-

「コンサート」ではこぼれ落ちてしまうような前衛的な音楽作品や、台詞・身体表現を伴う作品など、ひとくくりにはできない新たな音のパフォーマンスを一挙に紹介する場、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」。
審査員によって選出された6組の公募アーティストと、サウンドパフォーマンスの最前線で拡張や実験を続ける4組のゲストアーティストが両日に渡ってパフォーマンスを繰り広げます。
このプラットフォームでの衝撃が、新しいアウトプットへとつながることを望みます。

(PDF/7.72MB)
公演日時 2018年2月10日(土) 17:00
2018年2月12日(月・休) 15:00
会 場 愛知県芸術劇場小ホール
出演者・演目

【2月10日(土)】
世紀マ3「拝啓、高架下より」
おおしまたくろう「PLAY A DAY」
清水卓也「Polymorphism」(打楽器奏者:林美春 使用打楽器:池田萠)

*ゲストアーティスト
堀尾寛太
米子匡司


【2月12日(月・休)】
いまいけぷろじぇくと「身体奏法/stick」岩渕貞太作曲(いまいけぷろじぇくと委嘱作品)
山本和智「Play-Replay-Meta-play」
Aoi「声のないうた」

*ゲストアーティスト
荒木優光
サンガツ

演 目 世紀マ3「拝啓、高架下より」
おおしまたくろう「PLAY A DAY」
清水卓也「Polymorphism」(打楽器奏者:林美春 使用打楽器:池田萠)
チケット料金

一般(2日通し券) ¥3,000 一般(1日券) ¥2,000
U25(1日券) ¥1,000
高校生以下無料(要予約。電話(TEL 052-971-5609)又はメール(event@aaf.or.jp)にて)

※取扱い:当日券のみ
※U25は、公演日に25歳以下の方が対象です。(要証明書)
※受付開始は各日開演時間の45分前から
※2日通し券は特製ステッカー付き!
※内容、出演者は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

チケット取扱

★チケット発売 2017年1月20日(金) 10:00~
愛知県芸術劇場メンバーズWeb先行 2017年1月13日(金)・14日(土)

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス  チケット購入

愛知県芸術劇場メンバーズへの登録が必要です。詳細はこちら

愛知芸術文化センター内プレイガイド
TEL 052-972-0430

10:00~19:00(土日祝休は18:00まで)/月曜定休・祝休日の場合、翌平日

チケットぴあ [Pコード:455-532]
http://pia.jp/
チケットぴあ店頭 セブン-イレブン サークルKサンクス
TEL 0570-02-9999

託児サービス
(要予約)
開場から終演時までトットメイトによる託児サービスを実施します。
対象:満1歳以上の未就学児
料金:1名につき1,000円(税込)
申込締切:12月13日(火)
申込・問合せ:トットメイト
TEL 0120-01-6069(受付時間9:00~17:00)
主 催 愛知県芸術劇場
助 成 平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
プロフィール

2月10日(土)


©小山田邦哉

堀尾寛太 1978年広島県生まれ。マシンと音の自然な関係性を追求し、自作の電子回路と機構を組み合わせた、音、光、運動、位置などさまざまなエネルギーを相互に変換し、物の自律した動きを作り出す装置によるライブパフォーマンスやインスタレーションを国内外で発表。また、エンジニアとして展示やイベント、プロトタイピングのための電子デバイスなどの開発も手掛けるほか、インターフェイスと振動を統合した電子楽器のプロジェクトも開始している。

米子匡司 楽器/電気/コンピュータなどを使って音楽演奏、展覧会などの形で音を含む環境の制作や展示、音を扱う道具の制作などを行なう。音楽以外の最近の活動としては、いろいろな物品をストリートで販売するための自動販売機の製作と設置。雑誌「余所見」の発刊。シェアハウスも兼ねる複合建物「PORT」や、住居兼オープン・スペース「FLOAT」の運営など。グループ・ワークとしては、SjQ(cubicmusic/HEADZ)、およびSjQ++のメンバーとして活動。

世紀マ3 2007年より名古屋を中心にライブ活動開始、2017年の現在まで毎年コンスタントにライブ活動を続ける。現在の編成は主に和太鼓、缶カラ三味線、サーキットベンド等。

おおしまたくろう 身近な道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議なサウンドパフォーマンスを展開する。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって通念をひっくり返し、人々の思い込みやアタリマエが生み出す社会の不寛容さをマッサージする。

清水卓也 1986年愛知県生まれ。現在東京都在住。2012年愛知県立芸術大学音楽研究科博士前期課程作曲領域修了。現在IT関連会社に勤務。コンピュータを用いて自動的に楽譜を生成する技術を一生研究。


2月12日(月・休)


©ShunsukeKano

荒木優光 1981年山形県生まれ。聴取の体験としての音の在り方/所在を探り、リスニング環境も含めた音の作業をフォーマットにとどめず展開。他、劇場上演実験《showing》(〜2016)の企画運営や、映像・パフォーマンス作品におけるサウンドデザイン多数。記録にまつわる作業集団アーカイブスペイを主宰する。バンドNEW MANUKEメンバー。 http://masamitsu-araki.tumblr.com/


©Yutaka Endo(Luftzug)

サンガツ 東京で結成。4つのドラムと2つのギターと1つのベース。場所や身体を使った音楽パフォーマンス作品を多数製作、北京、ベルリン、ソウル、台北等で公演を行う。チェルフィッチュや藤井光氏等、他ジャンルとのコラボレーションも多数。
2012年1月に以後発表する楽曲の著作権放棄を宣言、ポスト資本主義社会における音楽の形を模索する。 http://sangatsu.com/

いまいけぷろじぇくと 作曲家兼パフォーマーの今村俊博(東京都在住)、池田萠(愛知県在住)によるユニット。2014年からこれまでに6回の公演を東京と名古屋で開催。

山本和智 独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、アンサンブル、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範に亘り、作品は東京フィルハーモニー交響楽団等によって日本をはじめ各国で広く演奏されている。2009年度武満徹作曲賞第2位、2010年第5回JFC作曲賞等授賞多数。

Aoi 音と映像、時々ノイズ。従来のコンサート形式における音楽や、五線紙の上で行われてきた音のあり方を見つめなおし、音を空間をつたう一つの素材として捉えた、空間における音楽の可能性を追求している。ライブハウスで音を聴きながら、日常のあらゆる風景にある音を聴きながら、音楽について、その境界線について考えている。

本公演の関連動画をご覧いただけます。

サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2018 -知覚の解放体験-
出演者募集

今回は「知覚の解放体験」というテーマを設け、劇場での鑑賞の仕方にも踏み込んだ、より多様なパフォーマンスへのチャレンジを期待します。そしてこのプラットフォームでの衝撃が、新しいアウトプットへとつながることを望みます。

(PDF/1.3MB)
公演日時 2018年2月10日(土) 17:00
2018年2月12日(月・休) 15:00
会 場 愛知県芸術劇場小ホール
ゲストアーティスト 荒木優光、米子匡司、堀尾寛太、サンガツ
募集要項
(1)募集するパフォーマンス (質問・ご相談は問合せメールアドレスまでお送りください)
  1. ①音を用いたパフォーマンスであること (インスタレーションのみは不可) 。音が作品の重要な要素であること、「人間の身体」が登場する、いわゆるパフォーマンスであることの2点を満たせば、どんな形でも応募可能とします。
  2. ②テーマ:「知覚の解放体験」
    ここでしか見られないものを見る、ここでしか聞こえない音を聞く。着席して聴く/観るだけでなく自ら体験を選ぶ。そんな体験ができるパフォーマンスを期待します。また、驚き・発見・楽しさ・オリジナリティなどのどれかが感じられる、音と身体に関わる新しい表現を期待します。
  3. ③作品を上演する場所は小ホール内外とし、鑑賞の方法は客席に着席するほか、入退場に伴って立ち止まって行うなども可能とします。作品の一部として合わせて考えてください。
  4. ④作品の上演時間は20分までとします。設営・撤収はおおよそ各10分程度です。
  5. ⑤1日3作品程度、2日間で6作品程度の上演を予定しています。
  6. ⑥上演に際し支障をきたさない内容であること。出演者がプライバシー権、名誉権を侵害していないこと。また、出演者が、第三者の有する著作権、肖像権、商標権、意匠権、パブリシティ権などの権利(映像、写真、グラフィック、音楽、文章、デザイン、文字など)を侵害するおそれがある場合は、出演者の責任において必要な許可を得た上で、そのことを出演時に申し出ること。万一、第三者から権利侵害等の苦情、異議申し立て、提訴などがなされた場合、主催者側に発生した損害を含め、出演者自身の費用と責任において対応すること。
(2)会場および会場に係る条件等

公演会場:愛知県芸術劇場小ホール内、および外(客席あり、なし)
小ホール内の舞台はエンドステージを予定しています。小ホール外は、組み立て場・廊下・ロビー等を想定しており、審査の結果、応募とは異なる場所・鑑賞方法での上演をお願いする場合があります。
小ホール図面・設備資料

その他

  1. ①小ホール備品である基本的な舞台機材は自由に使えます。基本的な舞台スタッフ(舞台監督、照明、音響。映像スタッフは含まれません。)は主催者で手配・負担します。
  2. ②出演料、制作費、運搬・交通費、上記①以外の機材・スタッフ等は各出演者でご負担ください。
  3. ③会場の下見日として1月13日(土)・14日(日)を予定しています。都合がつかない場合は他の日程も可能です。出演決定後に調整します。
  4. ④リハーサルは、2月10日(土)・12日(月・休)それぞれ出演日の前日を予定していますが、出演決定後に調整します。
(3)応募方法・宛先

→①②をメールに添付し、③をメール本文に記入の上、送付してください。

  1. エントリーシート(Excel版/33KB) エントリーシート(PDF版/102KB)
  2. ②作品内容が分かる企画書(A4用紙2枚程度)
  3. ③作品内容が分かる映像資料のURL(YouTube等にアップロードしてください。複数可。合計30分程度。)

宛先:ws4@aaf.or.jp
【件名】愛知県芸術劇場「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」応募

※ご記入いただいた個人情報は愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)にて厳重に管理し、本事業を運営するために使用し、それ以外に使用しません。

(4)締切

2017年10月10日(火)必着《募集は締め切りました》

(5)審査員
  • 新見永治(パルル)
  • 猫町(spazio rita)
  • 野口順哉(外/空間現代)
  • 森田太朗(K.D japon / 喫茶モノコト)
  • 藤井明子(愛知県芸術劇場プロデューサー) ほか
(6)審査方法等
  • 「(1)募集するパフォーマンス」の①-⑥の観点から、書類および映像により選考します。
  • 審査結果は、2017年10月下旬までに代表者あてにメールでお知らせします。
チケット料金

全席指定 S席 5,500円  A席 3,500円  U25全席 2,500円
セット券:『ファーズ』と『時の渦』S席のセット券 9,000円
車椅子席 3,500円
チャレンジシート 1,000円(当日のみ)

※セット券は劇場オンラインチケットサービス及び愛知芸術文化センター内プレイガイドで取扱い。
※U25は、公演日に25歳以下の方が対象です。(要証明書)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※託児サービスあり(有料・要予約)。問合せ:愛知県芸術劇場(TEL 052-971-5609)
※車椅子席 問合せ:愛知県芸術劇場(TEL 052-971-5609)
※公演中の入場については、制限させていただくことがあります。また、再入場できない場合があります。
※内容、出演者は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

チャレンジシートについて
公演当日10:00から愛知芸術文化センター内プレイガイド窓口にて販売(予約不可・購入枚数制限あり)。
詳細は公演1週間前までにウェブサイト、SNSで発表します。
なお、舞台の一部が見切れる場合があります。

チケット取扱

★チケット発売 2017年1月20日(金) 10:00~
愛知県芸術劇場メンバーズWeb先行 2017年1月13日(金)・14日(土)

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス  チケット購入

愛知県芸術劇場メンバーズへの登録が必要です。詳細はこちら

愛知芸術文化センター内プレイガイド
TEL 052-972-0430

10:00~19:00(土日祝休は18:00まで)/月曜定休・祝休日の場合、翌平日

チケットぴあ [Pコード:455-532]
http://pia.jp/
チケットぴあ店頭 セブン-イレブン サークルKサンクス
TEL 0570-02-9999

託児サービス
(要予約)
開場から終演時までトットメイトによる託児サービスを実施します。
対象:満1歳以上の未就学児
料金:1名につき1,000円(税込)
申込締切:12月13日(火)
申込・問合せ:トットメイト
TEL 0120-01-6069(受付時間9:00~17:00)
主 催 愛知県芸術劇場
助 成 平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
審査員プロフィール

新見 永治(しんみ えいじ)・パルル 名古屋市中区のカフェ兼イベントスペース「パルル」のオーナー。
2011-2012年創設から関わった名古屋市長者町のアートセンター「アートラボあいち」の運営に携わる。あいちトリエンナーレ2013へプロジェクトFUKUSHIMA!の一員として参加。

猫町(ねこまち)・spazio rita 名古屋市中区に位置する、パフォーマンス・ワークショップなど様々な表現の為のオルタナティブ・アートスペース「spazio rita」で企画を担当。また、また、アーティストとして、音楽活動も行い、弾き語りからハードコアまで、多種多様な演奏スタイルが人気を博す。

野口 順哉(のぐち じゅんや)・空間現代 早稲田大学教育学部卒。2006年、在学中にバンド「空間現代」を結成。ギターボーカルとして作曲に携わる他、作詞も行う。2009年にレーベルHEADZより1stアルバムをリリースして以降、精力的なライブ活動を続ける。2016年からは活動拠点を京都に移し、空間現代のスタジオ兼ライブハウス「外」をオープン。

森田 太朗(もりた たろう)・ K.D japon 名古屋市中区のイベントスペース「K.D japon」のオーナー。アトリエだった店を受け継ぎ、14年間にわたり創造の空間を運営。また、自身が参加するメディア・ダンスパフォーマンス・ユニットholonやソロの舞踏家として表現活動を行う。勅使川原三郎に師事。

藤井 明子(ふじい あきこ)・愛知県芸術劇場プロデューサー 1992年愛知芸術文化センター開館から音楽の学芸員として勤務。ジャンルに捉われない活動を行うミュージシャンや作曲家に注目して音楽公演を企画・制作。「AACサウンドパフォーマンス道場プロジェクト」(2006~2013)企画・選考委員、あいちトリエンナーレ2010~2016のパフォーミングアーツのキュレーターも務めた。

                
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