「サタジット・レイ映画祭」
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1993年7月1日(木)〜4日(日) アートスペースA
上映作品:  『大地のうた』 PATHER PANCHALI 1955年 125分
『大河のうた』 APARAJITO 1956年 110分
『大樹のうた』 APUR SANSAR 1959年 105分 ほか全8作品

<オープニングレクチャー>
1993年7月1日(木) アートスペースA  講師: 佐藤忠男(映画評論家)

現代インド映画を代表する芸術派の巨匠、サタジット・レイ。処女作『大地のうた』 (55)の56年カンヌ国際映画祭における受賞は、51年ヴェニス国際映画祭でグランプリを 受賞した黒澤明と並び、世界にアジア映画の最初の台頭を告げるものであった。
この映画祭は、日印国交樹立40周年を記念し、92年に惜しくも不帰の人となった彼の 業績をたたえ、代表作を精選した初の回顧上映会である。

世俗的な現実社会の中で精神世界の美を追求することの困難を描くその作品は、 時代を超えた共感を呼びび多くの観客が会場に詰めかけた。

当センターでは「インドヘの憧憬」シリーズとして、インドに関連する2つのコンサート に併せ開催し、立体的な事業として構成した。
 
(越後谷卓司)
 『大地のうた』 (1955)

 『大河のうた』 (1956)

 『大樹のうた』 (1955)

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