東欧系ユダヤの民謡をルーツに持つクレズマー音楽。
シャガールが幼少時に聴いていたとされるこの音楽に通じる歌心やスピード感を感じさせ、うたとエネルギーにあふれるコンサートを開催。
名古屋を拠点に活動する鬼頭哲ブラスバンドがシャガール展に寄せた新曲も披露します。その新曲では、舞踏とコンテンポラリー・ダンスから注目の2人のダンサーが加わることが追加決定しました!どんな舞台になるのか、斯うご期待!
愛知県美術館「シャガール展」ページ
一般 | 1,800円(当日2,000円) |
小・中・高校生 | 1,200円(当日1,500円) |
KITO, Akira Brass Band!
2001年、バリトンサックス奏者の鬼頭 哲をリーダーに結成された大所帯ブラスバンド。名古屋市を拠点に活動。メンバーは、クラシックの首席楽団員や、新進気鋭のジャズミュージシャンなど、年齢、性別、音楽経歴等の点で多種多様な約30名。 演奏するのは、すべて鬼頭 哲作曲によるオリジナル曲であることが特徴。それは「吹奏楽」でも「ジャズ」でもない、ダイナミックかつ色鮮やかな、独自のブラスポップミュージック。鬼頭を含めソロパートのシーンや、全員で斉唱するシーンを含む曲も多い。叙情あふれるうたごころ、迫力ある音圧とスピード感、たしかな腕前を自慢としており、「合奏し歌う楽しみ」がみなぎるコンサートを行う。 名古屋市千種文化小劇場等でのホールコンサートを主軸に、東京や北海道などでのツアーコンサートから、愛知県下・岐阜県下でのコミュニティ催事や祭りに出演まで、幅広く活動。 CD「easygoing!」、DVD「鬼頭 哲 ブラスバンド の 十月の絶唱!」がある。 KABB!公式サイト鬼頭 哲(きとう あきら)
1968年、愛知県生まれ。作曲/編曲家、バリトンサックス奏者。 吹奏楽部で活躍した中学、高校時代を経て十代からプロミュージシャンとして早熟な才能を発揮。ジャズ、ブルース、ポップス、ヒップホップ、ラテンなどさまざまな音楽遍歴を持つ。バリトンサックス奏者として「渋さ知らズ」や「東京中低域」などにレギュラー参加。フジロッフェスティバル、ライジングサンロックフェスティバルなど、またメールスジャズフェスティバル(独)を筆頭に、これまで国内外の有名なフェスティバルにて多数演奏する。 作曲家としてアンサンブルや吹奏楽などの作曲も手がける。音楽に対する信条は「音楽は『音で楽しむもの』ではなく、音で楽しませるもの』」。「KITO,Akira Brass Band!」では、作曲、編曲、指揮、演奏など、あらゆるディレクションを行っている。【鬼頭 哲よりコンサートに寄せて】 シャガールにクレズマー。どちらも僕にとって、数十年来の付き合いがあるので良く知ってるんだけど特別親しい訳でもなく。この先も「どうこうなる」なんて事は無いんだろうなぁ〜といった「先輩のお姉さん」みたいな存在なんですが。今回この「憧れの人」みたいな2つの要素とガッツリ向き合う事になって…とにかく「あなたのことが大好きです」って気持ちで当たって砕けようと思ってます。 |
特別出演
東野 祥子(ひがしの ようこ)
ダンスカンパニー「BABY-Q」の振付家、ダンサーとして国内外で活躍。カンパニーでは様々なシーンにおいてスケールの大きな作品を発表する一方、 ソロダンサーとして即興ミュージシャンとのセッションも多数展開する。トヨタコレオグラフィーアワード2004にて「次代を担う振付家賞」受賞。 ダンスワークショップや学校教育プログラムなどにて後進の指導も積極的に行う。 2009年あいちトリエンナーレ関連企画「長者町プロジェクト2009」にてパフォーマンスを行い好評を博す。松原 東洋(まつばら とうよう)
舞踏家。舞踏団'トンデ空静(からしずか)'主宰。 劇場のみならず、国内外の多様な場所で公演や映像製作をおこなっている。渋さ知らズオーケストラに18年在籍する舞踏手でもある。 野外公演『谷蟇』(トンデ空静/新潟・坪野集落/2012)、舞踏ソロ『道のマン』(テルプシコール/2013)、養老舞踏バラエティショウ!!『よほろ』(トンデ空静/千葉県市原市大久保集落/2014)ほか。映像作品『DORON』『Landing on the Instep』『UZUKI』三作は、2012年よりブルゴーニュ国際ビデオダンス祭で取り上げられ、その後世界6ヶ国で上映されている。