愛知県芸術劇場芸術監督(2020年4月1日~)

顔写真
©Norifumi Inagaki

勅使川原 三郎(てしがわら さぶろう)

ダンサー・振付家・演出家
クラシック・バレエを学んだ後に、1981年より独自の創作活動を開始。85年ダンスカンパニーKARAS設立。世界の主要な芸術祭や劇場 から招聘され、毎年公演。呼吸を基礎にした独自のダンスメソッドと、類稀なる造形感覚で美術・照明、衣裳や選曲まで自ら手掛け、身体・ 光・音が一体となって空間まで質的に変化させる作品を創作している。パリ・オペラ座を始めとした欧州の主要バレエ団に委嘱振付、エクサンプロヴァンスフェスティヴァル、ヴェニス・フェニーチェ劇場等でのオペラ演出他、芸術表現の新たな可能性を開くアーティストと して創作依頼多数。2013年に劇場・スタジオ・ギャラリー有する活動拠点カラス・アパラタス開設。20年に愛知県芸術劇場初の芸術監督に就任。07年芸術選奨文部科学大臣賞、09年紫綬褒章、17年フランス芸術文化勲章オフィシエ、22年文化功労賞、ヴェネチア・ビエンナーレ・ダンス部門金獅子功労賞受賞他、国内外での受賞多数。

経歴

1953年 東京生まれ

85年 カンパニーKARAS(カラス)設立
86年 バニョレ国際舞踊振付コンクール(フランス)にて準優勝およびアメリカンセンター特別賞受賞
89年、91年、95年 ヌーヴェルダンスフェスティヴァル(カナダ・モントリオール)にてPrix du Public(観客支持賞)受賞

2006年 立教大学現代心理学部映像身体学科教授(2012 年度まで)

09年 紫綬褒章受章
13年 創作スペースKARAS APPARATUS(カラス・アパラタス)開設
14年 多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科教授(現職)
17年 フランス芸術文化勲章オフィシエ受賞
22年 文化功労賞、ヴェネチア・ビエンナーレ・ダンス部門金獅子功労賞受賞

愛知芸術文化センターにおける公演

1993年度 愛知芸術文化センター自主制作映像作品「T-CITY」監督

ダンス公演 勅使川原三郎+KARAS 『NOIJECT』(ノイジェクト)

2014年度 ダンス公演 『睡眠―Sleep―』

16年度 あいちトリエンナーレ2016 プロデュース・オペラ『魔笛』演出

20年度 勅使川原三郎「芸術監督就任記念シリーズ」に出演

『白痴』(構成・照明・衣装・選曲・出演)
『調べ―笙とダンスによる』(構成・照明・衣装・出演)
『ペレアスとメリザンド -デュエット版-』(構成・振付・美術・照明・衣装・出演)

21年度 ダンス『風の又三郎』(演出・振付/美術/衣装/照明デザイン/音楽編集)

勅使川原三郎版『羅生門』(振付・演出・美術・照明・衣装・音楽構成・出演)

22年度 ダンス『風の又三郎』(演出・振付/美術/衣装/照明デザイン/音楽編集)

勅使川原三郎 ライヴミュージック&ダンス『天上の庭』(演出・照明・衣装・選曲・ダンス)

23年度 勅使川原三郎新作ダンス『ワルツ』(振付・演出・装置・照明・衣装・ダンス)