自主事業:普及啓発
AAF戯曲賞・受賞作家座談会「作家にとって上演とは?」 ~作家が語る・作家と語る~
作家は、戯曲を執筆するとき、何を考え、何に悩むのか。
演出家や俳優への想い。
上演を迎えたとき、何を感じるのか。
個性あふれるAAF戯曲賞受賞者が、作家の本音を語ります。
また、ゲストには京都芸術センターより谷竜一氏をお迎えし、作家と共に進める戯曲創作や上演と批評の場づくりについて、作家と語ります。
戯曲賞への応募を考えている方はもちろん、演出や文学に興味がある方も創作活動のヒントに出会えるかもしれません。
概要
公演日時 |
2019年3月21日(木・祝) 第1部 13:30 ~ 15:00 AAF戯曲賞受賞作家座談会 |
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会 場 | 愛知県芸術劇場 小ホール |
登壇作家 |
松原俊太郎(第15回AAF戯曲賞受賞作『みちゆき』作者) |
ゲスト |
谷 竜一(京都芸術センター アートコーディネーター) |
申込方法 |
メール ws2@aaf.or.jp に件名「戯曲賞作家座談会」 ※ご記入いただいた個人情報は愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)にて厳重に管理し、本事業を運営するために使用し、それ以外に使用しません。 |
定員 | 30名程度(予約優先、空席があれば当日参加可) |
主 催 | 愛知県芸術劇場 |
助 成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
プロフィール
©松本久木
松原俊太郎(第15回AAF戯曲賞受賞作『みちゆき』作者)
作家。1988年、熊本生まれ。神戸大学経済学部卒。処女戯曲『みちゆき』が第15回AAF戯曲賞大賞を受賞。2017年、戯曲『忘れる日本人』がKAAT神奈川芸術劇場と地点の共同制作作品として上演される。同年、京都芸術センター主催『演劇計画Ⅱ』の委嘱劇作家となり、戯曲『カオラマ』(第一稿・第二稿)を発表。早川書房「悲劇喜劇」2018年1月号に小説「またのために」を寄稿。同年2月、戯曲『正面に気を付けろ』、同年7月戯曲『山山』発表。2019年『山山』が第63回岸田國士戯曲賞を受賞。
©コムラマイ/タカラマハヤ
額田大志(第16回AAF戯曲賞受賞作『それからの街』作者)
1992年東京都出身。東京藝術大学在学中より、人力ミニマルミュージック楽団『東京塩麹』を主宰。同じく在学時に舞台作品に傾倒し、演劇作品の作・演出を手掛ける。2016年に卒業制作として執筆した『それからの街』が第17回AAF戯曲賞大賞を受賞。同年より、舞台芸術団体『ヌトミック』を主宰。あいちトリエンナーレ2019には市原佐都子作品の音楽として参加予定。
カゲヤマ気象台(第17回AAF戯曲賞受賞作『シティⅢ』作者)
1988年静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。演劇プロジェクトsons wo:代表(~2018年3月)。劇作・演出・音響デザインを手がける。2015年度よりセゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。
山内 晶(第18回AAF戯曲賞受賞作『朽ちた蔓延る』作者)
日本大学芸術学部演劇学科卒業。キリグス主宰(旧団体名AnK)、歌舞伎女子大学メンバー、青年団演出部所属。キリグスと歌舞伎女子大学の両団体の全作品の脚本・演出担当。作品はロマンかロマンスかロマンチックがそこにある舞台芸術を作るべく、その時々に感銘を受けた文化(伝承、浄瑠璃、クラブミュージック、漫画etc...)を編み込み独特の世界を作り出す。
©タニアヤミ
谷 竜一(京都芸術センター アートコーディネーター)
福井県生。山口大学教育学部卒。東京藝術大学大学院芸術環境創造領域修士課程修了。大学在学中より演劇の創作を始め、自身のユニット「集団: 歩行訓練」ではテクスト・演出を担当。また、山口情報芸術センターほかで、深澤孝史、犬飼博士、野村誠などの市民と芸術家や専門家が協働するプロジェクトにも数多くかかわる。
2016年より京都芸術センターアートコーディネーターとして、演劇・ダンスを中心に幅広い領域の企画運営に携わる。本年度の主な担当事業に「演劇計画Ⅱ-戯曲創作-」(委嘱劇作家:松原俊太郎、山本健介)、『シティⅠ・Ⅱ・Ⅲ』(戯曲:カゲヤマ気象台)、「Re-search and Re-direction: かかわりの技法」、「京都国際ダンスワークショップフェスティバル」など。