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第21回AAF戯曲賞受賞記念公演 『鮭なら死んでるひよこたち』
「戯曲とは何か?」を探求する、上演を前提とした戯曲賞の舞台公演。
2019年にデビューした岡山在住の劇作家・守安久二子による、色付けされたことに気づかず鳴くひよこや、産卵後に死ぬサケ等のイメージから人の性(さが)や巡る命の不思議さに人生観を織り交ぜた物語。
演出は、過去のAAF戯曲賞で審査員を務めた経歴を持ち、瀬戸内国際芸術祭や新潟の大地の芸術祭で地域の特性を活かした作品制作を行うことに定評がある羊屋白玉。
当日券のお知らせ(2023/11/22):
各日10:00より 地下2階プレイガイドにて販売します。
※ 24日(金)19:00以降は、小ホール入口で販売となります。
※ 前売券は愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス、地下2階プレイガイドにて各公演の前日正午まで販売しております。
高校生以下ゲネプロ招待のお知らせ(2023/11/13):
11月23日(木・祝)のゲネプロ(本番同様の最終リハーサル)に、高校生以下の方をご招待いたします。詳細は以下の「小・中・高校生招待」よりご覧ください。
アフタートークゲスト決定のお知らせ(2023/10/15):
以下のとおり、アフタートークのゲストが決定いたしました。
25日(土):守安久二子 氏、 26日(日):清水宏 氏
ワーク・イン・プログレス開催のお知らせ(2023/8/24):
8月30日(水)に、さっぽろ天神山アートスタジオ滞在制作の過程を公開し、皆さんと一緒に作品について考える「ワーク・イン・プログレス」を開催します。詳細は以下の「関連イベント」よりご覧ください。
概要
公演日時 | 2023年11月24日(金)19:30開演 25日(土)15:00開演★◯ 26日(日)15:00開演★◎ ★公演後、アフタートークあり <アフタートークゲスト> ◯託児サービスあり ※ 開場は開演の30分前 |
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会 場 | 愛知県芸術劇場 小ホール |
助成 |
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化))|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
協力 | 非・売れ線系ビーナス 手描きTシャツ屋 chobico 特定非営利活動法人アートマネージメントセンター福岡 株式会社ステージクルー・ネットワーク さっぽろ天神山アートスタジオ 公益財団法人北海道文化財団 河野千晶(エンタメトレーナー)UniqueRhythmic |
主催・製作・企画制作/お問合せ |
愛知県芸術劇場 TEL: 052-211-7552(10:00~18:00) FAX: 052-971-5541 |
スタッフ・キャスト
出演者・スタッフ |
戯曲:守安久二子 美術:サカタアキコ、小駒豪 ※ SKANK/スカンク氏(音楽)は、ご自身の意向により降板されることになりました。 |
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チケット情報
チケット料金 |
全席自由 ※ U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)。 |
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チケット取扱 |
チケット発売 2023年10月13日(金)10:00~ 愛知県芸術劇場メンバーズへの登録が必要です。詳細はこちら 愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階) TEL 052-972-0430 平日10:00-19:00 土日祝休10:00-18:00 (月曜定休/祝休日の場合、翌平日・年末年始休) |
鑑賞サポート
託児サービス (有料・要予約) |
対象:満1歳以上の未就学児 |
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鑑賞サポート | 聴覚に障がいがあるお客様へのサポート ・事前に上演台本のデータをEメールでお送りできます。 ・11月26日公演では日本語ポータブル字幕をご利用いただけます。 ご希望の方は、前日までに 劇場事務局(問合せ先)までご連絡ください。(予約優先) |
小・中・高校生招待
高校生以下 ゲネプロ招待
普段、舞台芸術に触れる機会の少ない若い世代の方に舞台に親しんでいただくため、ゲネプロ(本番同様の最終リハーサル)にご招待いたします。
公演日時 |
2023年11月23日(木・祝)17:00開始予定 ※ 上演時間:90分程度を予定 |
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会 場 | 愛知県芸術劇場 小ホール |
定 員 | 先着100名程度(引率の先生を含む)※未就学児入場不可 |
申込方法 | 【件名】高校生以下 ゲネプロ招待 【本文】①参加者氏名 ②代表者名 ③代表者のご連絡先(電話番号等)④学生の場合は学校名 をご記入のうえ、メールにて、お申し込みください。 【宛先】 メール:ws3△aaf.or.jp (「△」を「@」に置き換えてください。) ※ お預かりした個人情報は、愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)にて厳重に管理し、本事業を運営するために使用し、それ以外に使用しません。 |
プロフィール
羊屋 白玉
Shirotama Hitsujiya
(c)Aokid
札幌出身。「指輪ホテル」樹立に立ち会う。演出家、劇作家、俳優。ソーシャルワーカー。
言葉・音・身体・空間・五感・哲学を、斬新なビジュアルで貫く作品は、北米、南米、ヨーロッパツアーに及ぶ。国内外の現代美術の芸術祭では、海や列車など、その土地の風景の中で作品を発表している。2013・16年『瀬戸内国際芸術祭』2014年『中房総国際芸術祭』2017年『札幌国際芸術祭』など。
アジアの女性舞台芸術家たちとのコレクティブを目指す亜女会(アジア女性舞台芸術会議)樹立メンバー。アジアの女性達にインタビューをし、社会学や民俗学に基づいた、生活史のアーカイヴ作りをしながら、歴史における発展と保存の対立の中、どのようにバランスのとれた未来をつくってゆけるか。を、ミッションとしている。
北海道のアーティストの創作環境改善のための実践的勉強会。北海道アーティストユニオンスタディーズ(HAUS)樹立メンバー。ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれている。
守安 久二子
Kuniko Moriyasu
(c)Aokid
アートファーム岡山の戯曲講座(田辺剛講師)にて戯曲を書き始める。処女作『草の家』にてアートヴィレッジTOON戯曲賞2018大賞・観客賞を受賞。2020年愛媛県東温市、2021年東京公演。本作は3作目の戯曲。岡山市在住。
遠藤 麻衣
Mai Endo
(c)Aokid
俳優・美術家。近年は、美学校で「シャドーフェミニズムズの芸術実践」の開講や、丸山美佳との「Multiple Spirits(マルスピ)」でジン出版や展覧会企画などクィアフェミニスト的な実践を展開している。主な発表に「アイ・アム・ノット・フェミニスト!」(フェスティバル/トーキョー17、ゲーテ・インスティテュート東京、2017)。出演に、指輪ホテル「バタイユのバスローブ」(naebono art studio、BUoY、2019)、SONS WO:「シティIII」(音楽実験室新世界、鴨江アートセンター、2017)、 岸井大輔「始末をかく」(2013~2018)など。
神戸 浩
Hiroshi Kanbe
(c)Aokid
美学 1991年映画「無能の人」で 報知映画賞最優秀助演男優賞、1996年「学校Ⅱ」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、全国映連賞男優賞を受賞。1993年・1994年・1996年「男はつらいよ」シリーズ、2002年「たそがれ清兵衛」以降の山田洋次監督作品ほか、出演多数。2023年9月1日公開の映画「こんにちわ、母さん」にも出演している。Eテレ「バリバラ~障害者情報バラエティー~」にナレーションでレギュラー出演中。
スズエダ フサコ
Fusako Suzueda
(c)Aokid
札幌を拠点として活動。手描きTシャツ屋chobicoとして、オリジナル作品を販売中。各地のハンドメイド系イベントに参加したり展示即売会などを行っている。役者としては近年、映像作品をメインに活動しているため、今回は三年振りの舞台出演となる。趣味は映画鑑賞とアコーディオン弾き語り。自宅の黒猫を愛でる日々。
田坂 哲郎
Tetsuro Tasaka
(c)Aokid
福岡在住。劇団、非・売れ線系ビーナス主宰。劇作家、俳優として活動するほか、劇団うりんこ「ナゾトキシアター」など、謎解きイベントの制作も行っている。「些細なうた」で北海道戯曲賞の最終に残り、「先生の暗いロッカー」でAAF戯曲賞の最終に残った、今、一番惜しい男の一人。
リンノスケ
(c)Aokid
俳優。北海道出身。札幌市立大学デザイン学部卒。在学時の2015年より俳優・舞踏を始め、2016年に旗揚げしたきっとろんどんを共同主宰。また劇団千年王國に出演した際は「贋作者」では鴈次郎役、「ロミオとジュリエット」ではロミオ役でそれぞれ主演を演じた他、micell、モノクロームサーカス、東野祥子、伊藤千枝、田仲ハル、Sapporo Dance Collectiveなどのダンス・舞踏作品にも出演。2022年からは活動拠点を東京と北海道の2拠点に広げた。
サカタアキコ
(c)Aokid
造形作家。1992年武蔵野美術学園彫塑科在学中より「指輪ホテル」美術を担当。2010年動物モチーフを中心としたオーダーメイドブランド「DIET CHICKEN」始動。「アサクサコレクション2013」では手描きの鯉の衣装を製作、小島ケイタニーラブ作曲指揮のマーチング鯉バンドを結成し浅草の町を行進した。トクマルシューゴ主催「TONOFON FESTIVAL2010~2017」ではコラボグッズを製作。
清水宏 <26日(日)アフタートークゲスト>
1980~90年代にかけて小劇場ブームの中で劇団山の手事情社の中心的俳優として活躍。その後ピン芸人として活動を始めラジオ、舞台で活躍。ぜんじろう、ラサール石井と共に「日本スタンダップコメディ協会」を設立し、会長に就任。日本全国ツアーなどを行う一方で、海外でもロシア、台湾、韓国、メキシコなどで現地の言葉でコメディ敢行をする。
ツアー情報
全国ツアー |
福岡公演 キビるフェス2024参加作品 ▼キビるフェス2024ウェブサイト 札幌公演 2024札幌国際芸術祭公募プロジェクト・札幌演劇シーズン2024-冬サテライトプログラム ▼2024札幌国際芸術祭公募プロジェクトウェブサイト |
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関連イベント
第21回AAF戯曲賞受賞記念公演『鮭なら死んでるひよこたち』 公演関連企画
ワーク・イン・プログレス
本公演は、今年11月に名古屋、来年2月に福岡と札幌で上演を予定しています。その創作の一環として8月17日からさっぽろ天神山アートスタジオで滞在制作を行なっています。そこで、開始から14日目の状態を公開し、皆さんと一緒に作品について考える「ワーク・イン・プログレス」を開催します。4都市(愛知、福岡、北海道、東京)のメンバーで構成されている本作は、これまで愛知県芸術劇場での稽古やオンラインでのミーティングを重ねてきました。その過程を紹介し、メリット・デメリットについてもお話ししてみようと思います。ご興味のある方はぜひお越しください。
開催日時 |
2023年8月30日(水)19:00〜20:30[参加無料/途中入場可] |
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会場 |
さっぽろ天神山アートスタジオ 交流スタジオA |
申込方法 |
●メールから申し込む ●X(旧Twitter)から申し込む |
主催 |
公益財団法人北海道文化財団、愛知県芸術劇場 |
協力 |
さっぽろ天神山アートスタジオ |