自主事業:アーカイブ

2005年度年間スケジュールと入場参加数

複合

文化情報センター・ゼミナール 「現代アートを横断する」

現代の先端をゆく芸術表現を、舞踊、音楽、映像、美術などのジャンルを中心に横断的に講義する半年間の講座。本年度は、学芸員による講義に加えて、イベントークを組み込むことにより、様々な芸術表現に実際に触れることができる内容として開催した。

 期 日 2005.11.25~2006.2.19 (全11回)
 会 場 アートスペースA ほか
 人 数 延べ315 (受講登録者60)

イベントーク Part14 「さまざまなアート、いろいろな身体」

舞踊、音楽、映像など、異なるジャンルを横断するパフォーマンスやコンサート、レクチャー、上映会などを、気軽にアートに触れることができる企画を開催。

  1. ビデオ上映&トーク 「映像の身体、演技する身体」

    講師:吉田喜重(映画監督)、岡田茉莉子(女優)
    参考上映作品:オリヴィエ・ホルン監督『吉田喜重 オペラ「マダム・バタフライ」と出会う』

  2. スライド・トーク 「建築と身体、都市と身体」

    講師:五十嵐太郎(建築評論家)
    武藤隆(建築家)

  3. トーク&ミニライブ 「音と身体」

    講師:内橋和久(ギタリスト、作曲家)

  4. トーク&プチダンス&上映「踊る身体」

    過去の舞台映像の上映を交えたトークに加え、音楽家の内橋和久がダクソフォンで飛び入り参加した即興パフォーマンスも行った。
    講師:森山開次(舞踊家)

  5. フォーラム・イベント ダンスと音楽のコラボレーション「身体が跳ねる、音楽が踊る」

    愛知県美術館の企画展「吉原治朗」展に合わせ、展示作品の前で行ったコラボレーションパフォーマンス。
    出演:岡登志子(ダンス)、稲田誠(コントラバス)、松井一平(ギター)、亀山佳津雄(ドラム)

ビデオ上映&トーク

フォーラム・イベント

 期 日

ビデオ上映&トーク 2005.12.4

スライド・トーク 2005.12.16

トーク&ミニライブ 2006.2.3

トーク&プチダンス&上映 2006.2.5

フォーラム・イベント 2006.2.19

 会 場

ビデオ上映&トーク アートスペースA

スライド・トーク アートスペースA

トーク&ミニライブ アートスペースA

トーク&プチダンス&上映 アートスペースA

フォーラム・イベント 美術館ロビー

 人 数 延べ890

舞踊

第3回あいちダンス・フェスティバル 「ダンス・コスモス~きら星たちの饗宴」

国際レベルにある愛知のバレエの世界を幅広く紹介する公演の3回目。古典バレエから最新のモダンバレエまで3部構成とし、国内外で活躍するダンサーと地元バレエ団との共演をテーマに実施。また、特別プログラムとして、H・アール・カオス主宰の大島早紀子振付によるオリジナル作品『ユークロニア』を創作し、オーディションで選ばれた地元ダンサーにより上演した。

 期 日 2005.8.13
 会 場 大ホール
 人 数 1,154

ユークロニア
『ユークロニア』

ダンスオペラ3 「UZME」

舞踊、音楽、演劇が分かち難く融合した総合舞台作品「ダンスオペラ」。第3弾は、日本最古のパフォーマーといわれるアメノウズメノミコトが、天の岩戸に隠れた天照大神を、踊りによって誘い出したという古事記神話の世界を創作・上演。台本、音楽、ダンスと全てオリジナルで斬新な舞台作品を創作。
大ホール公演の後、愛・地球博会場のEXPOドームでも再演した。
振付・構成・群読指導:笠井叡
演出・舞台美術:手塚眞
音楽監督・作曲・ピアノ:橋本一子
出演:ファルフ・ルジマトフ、白河直子、麻実れい、新上裕也、石川雅実、米沢唯、ほか
音楽演奏:クリストファー・ハーディ、金原千恵子、小川実潮、栄田嘉彦、ほか

 期 日 2005.9.10,11
2005.9.14
 会 場 大ホール
愛・地球博 EXPOドーム
 人 数 1,739
3,000

「UZME」
(愛・地球博
EXPOドーム)

森山開次ダンス・ワークショップ

現代舞踊の先端で活躍する振付家・ダンサーの森山開次を招き、ワークショップを開催。初心者から経験者まで、森山の指導により、コンテンポラリーダンスのエッセンスを体験した。

 期 日 2006.2.4
 会 場 中リハーサル室
 人 数 32

音楽

現代音楽家シリーズ第12回 : クリス・マン+足立智美

言語を使った特異なパフォーマンスを行う作曲家、クリス・マンと、声とエレクトロニクスを使った即興演奏で独自の世界を構築するパフォーマー、足立智美によるレクチャー&パフォーマンス。

 期 日 2005.7.12
 会 場 アートスペースA
 人 数 62

足立智美
足立智美

向井山朋子ピアノ・コンサート"sonic tapestry 2" (後に"haar/haar(彼女の/髪)"と改名)

映像やエレクトロニクスによる音響を駆使したパフォーマンスを、ピアニスト向井山朋子に委嘱。ソロ公演として実施。

 期 日 2005.8.17
 会 場 小ホール
 人 数 180

向井山朋子ピアノ・コンサート

内橋和久 音楽ワークショップ

ギタリストで作曲家の内橋和久を招き、即興演奏をとおして、リズム、身体、響きなど、プリミティブなところから音楽を再発見するワークショップを実施。参加者が持参する楽器の種類を問わないユニークな方式によって、講師とともに即興演奏の可能性を探求した。

 期 日 2006.2.2
 会 場 大リハーサル室
 人 数 14

映像

オリジナル映像作品第15弾制作 : 辻直之監督『影の子供』

開館時より一貫して「身体」を主題としたシリーズとして、国際的にも評価されているオリジナル映像作品の第15弾。これまで6本のアニメーション作品を製作し、カンヌ国際映画祭に招待された若手の映像作家、辻直之監督によるアニメーション作品を製作。

 期 日 通年

テーマ上映会 「アジアの実験映像 Part2」

同時期に愛知県美術館で開催された企画展「アジアの潜在力」にあわせて、タイやフィリピンなどを中心にアジアの実験映像を紹介。アジアにおける実験映像の先駆者、キドラット・タヒミックによる愛知芸術文化センターオリジナル映像作品「フィリピンふんどし 日本の夏」をはじめとする4作品を中心に、その後の新たな作り手の作品も含め12作品を上映。

 期 日 2005.7.2-10
 会 場 アートスペースA
 人 数 述べ435

第10回 アートフィルム・フェスティバル

実験映画やドキュメンタリーなどを中心に、芸術表現としての映像を追求する作品を特集形式で紹介する上映会の第10回。 〈第一期〉として、1960年代から現在まで常に映像表現の前線に立つ映画監督、吉田喜重の作品を、ドキュメンタリーを中心に特集。関連事業として映画評論家、蓮實重彦の講演の他、イベントークの第1回として吉田監督と岡田茉莉子によるトークも実施した。〈第二期〉では、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品第14弾、七里圭監督『ホッテントットエプロン-スケッチ-』を初公開するとともに、過去のオリジナル映像作品のアンコール上映を実施した。

〈第一期〉
「吉田喜重のドキュメンタリー あるいはイメージの奇跡」
〈第二期〉
「愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品」新作プレミエ&アンコール
 期 日

〈第一期〉
2005.11.29-12.8

〈第二期〉
2005.12.9-11

 会 場 アートスペースA
 人 数 述べ1,574

愛・地球博イベント

森の中のパレード2005

2004年に愛知万博プレイベントとして開催したダンスと音楽の競演「森の中のパレード」を、さらにパワーアップし、愛・地球博で再演。仙波清彦、山下洋輔など著名なジャズミュージシャンや、近藤良平+コンドルズが出演。モリゾーやキッコロも登場し、愛知工業大学名電高等学校吹奏学部や愛知の子どもたちとともに愛知万博のフィナーレを盛り上げた。

 期 日 2005.9.19
 会 場 愛・地球博 愛・地球広場
 人 数 3,000

森の中のパレード2005

森の中のパレード2005

共催

イメージフォーラム・フェスティバル2005

一般公募部門、日本招待部門、海外招待部門、特集部門からなり、実験映画やビデオアートのほか映像インスタレーション、インターネットなどのメディアまで対象とする国内最大規模の映像芸術の祭典を、同フェスティバル実行委員会との共催により実施した。上映とあわせて映像インスタレーション作品も展示。

 期 日 2005.6.15-19
 会 場 アートスペースA,G
 人 数 述べ811

第27回ぴあフィルムフェスティバルin名古屋

一般公募による自主制作映画のコンペティション「PFFアワード」をメインとする映画祭。自主制作映画の現状を俯瞰できる貴重な映画祭であり、PFFパートナーズとの共催事業として実施。

 期 日 2005.9.23-25
 会 場 アートスペース
 人 数 延べ520