新着情報

2022年度も愛知県芸術劇場では、県民の皆さまをはじめ、多くの方に楽しんでいただける多彩で充実した事業を開催してまいります。

大ホールには、21年度に続き、勅使川原芸術監督が構成・演出・振付を担うダンス『風の又三郎』をはじめ、フランスの現代サーカス集団が身体をひるがえしたり、高度なアクロバットを披露する『Möbius／メビウス』、全国の大規模劇場が共同で制作する愛と悲劇に満ちたオペラ「『カヴァレリア・ルスティカーナ』 &『道化師』」などが登場します。『風の又三郎』では、オーディションで選ばれた後に、勅使川原監督の指導を受けた東海圏にゆかりある若手のダンサーたちが出演します。個々のダンサーのスキルアップと当地域におけるダンスシーンのさらなる活性化を目的としたダンス作品をご堪能ください。

コンサートホールでは、勅使川原監督が出演するダンスとライブ音楽のコラボレーション公演『天上の庭』や「オルガン・メモリアルコンサート ラヴェル「展覧会の絵」初演100周年記念」等を上演します。

また、夏のファミリー・プログラムでは、毎年人気のオルガン入門のコンサート「THEオルガン NIGHT&DAY」や、ノルウェーのダンス・カンパニーによるアンデルセン童話を下敷きにした『えんどうまめとおひめさま』を上演。県内ツアーも含め、家族で気軽に劇場にお越しいただける公演をお届けします。

そして、年間を通して開催するミニセレでは、プロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成を行なうDance Base Yokohamaとの連携プロジェクトや、「戯曲とは何か」を提題にし、上演を前提としたAAF戯曲賞の大賞受賞作を舞台化する「第20回AAF戯曲賞 受賞記念公演 『リンチ（戯曲）』」を開催します。

そのほか、コンサートホールを無料開放するオープンハウスを開催し、劇場に興味を持っていただけるような取組みを行なうほか、舞台芸術の裾野を広げることを目的にした普及啓発事業や、スタッフ・アーティストの両方を育てる人材養成事業にも引き続き取り組んでまいります。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を引き続き講じながら開催してまいりますので、当劇場に足をお運びくださいますようお願い申し上げます。