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勅使川原三郎芸術監督が「令和4年度文化功労者」に選出されました
2022.10.25
2022年10月25日、令和4年度の文化功労者として当劇場芸術監督の勅使川原三郎が選出されたことが発表されました。
バレエを学んだのち、自身のダンスカンパニーKARASを設立した勅使川原監督は、振付家、ダンサーとして数多くの作品を手がけ、オペラの演出にも意欲的に取り組み、パリ・オペラ座バレエ団をはじめとする数々の名門カンパニーにも招かれるなど、世界的に活躍し、振付を行ってきました。2022年1月には、ヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンス金獅子功労賞を受賞しました。
(c)Akihito Abe
<コメント>
選ばれたことはとてもありがたいこと、身の引き締まる思いです。これまで関わってくれた仲間、支援、激励してくださった方々、教えをくださった方々に感謝したいと思います。
困難や見果てぬもの、知らないことがあることによって、私は大いに力を与えられてきました。この機会は自分にとって新たな興味を抱かせるきっかけになると、そう捉えることができます。『これからももっとやれ』と言われているような気がしています。
勅使川原監督が拠点とする東京・荻窪のカラス・アパラタスでは、現在、アーティスティック・コラボレーターとして活躍する佐東利穂子さんの新作『告白の森』を上演中(10月30日まで)。勅使川原監督と佐東さんは、11月上旬よりイタリア6都市をめぐるツアーを実施予定です。