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第18回 AAF戯曲賞

大賞・特別賞決定のお知らせ(2019/1/6)
最終審査会にて、大賞・特別賞が決定いたしました。
 大賞:朽ちた蔓延る (山内晶)
 特別賞:by us (南山高校女子部演劇部・渡辺鈴)

第18回 AAF戯曲賞

戯曲とは何か?

本戯曲賞の大きなテーマである「戯曲とは何か?」。応募作品一つ一つの中にそれぞれの応えがあり、それぞれの思いが伝わってきて、演劇とは?演出とは?言葉とは?…と問いはどんどん広がって行きます。答えを探す旅にでたつもりが気づいたら大海原に船出していました。
どうやら戯曲とは思った以上に自由で広く深い問いを秘めたもののようです。“上演を前提とする”ことが制限ではなく、もっと自由になるための一つの浮標になればと思っています。
今年もみなさまからのご応募お待ちしています。

愛知県芸術劇場

(PDF/1.6MB)

◆審査スケジュール

募 集 2018年6月1日(金)~7月31日(火)《募集は締め切りました》
一次審査 10月上旬 通過作品発表
二次審査 11月上旬 通過作品発表
公開審査会 2019年1月6日(日) 最終審査 大賞・特別賞決定
上演(予定) 2019年以降(愛知県芸術劇場 小ホール)

公開審査会はウェブでも生中継し、昨年度は一次・二次審査のレポートも公開しています。是非ご覧ください。
▼第17回AAF戯曲賞の審査結果等はこちらから▼

第18回 AAF戯曲賞 募集要項

(PDF/1.6MB)
募集内容と条件

① あなたの考える演劇上演のためのテキストであること(外国語のテキストの場合は作者本人の責任による日本語翻訳を添付してください)。
② 既発表・既上演作品も応募できます(他戯曲賞への応募歴がある作品は応募できません)。
③ 作品点数は一人1点に限ります。
④ 応募作品は書式自由、ただし、A4用紙200枚程度まで。

審査員 篠田千明・鳴海康平・羊屋白玉・三浦基・やなぎみわ
賞 金 大賞/50万円 特別賞/10万円
※消費税・地方消費税・源泉所得税を含む。
応募期間 2018年6月1日(金)~7月31日(火)必着(持参の場合は31日19:00まで)
審査方法 選考方法:締切り後、審査員による一次審査(10月上旬)・二次審査(11月上旬)を行い、2019年1月6日(日)公開審査会にて大賞1点・特別賞1点を決定します。
(一次審査、二次審査通過作品名はウェブサイトにて公開。
審査の様子はレポートを作成しウェブサイト等で公開します。また、公開審査会はウェブ中継を予定しています。)
提出物と応募方法

応募票・表紙(作品名・応募者名を明記)・作品概要(A4用紙1枚程度、書式自由)・応募作品
※応募作品はA4の白紙に印刷、またはA4で印刷できるPDFにして応募してください(書式自由、ただし200枚程度まで)

応募票(PDF/764KB)  

◆紙で応募する場合
提出物6部(応募作品はクリップまたは紐等で綴じる)

◆データで応募する場合
CD-Rに表紙・作品概要・応募作品をPDF形式で書き込んでください。
(Windowsで開いて文字化けが無いかご確認ください)。
応募票とCD-Rを封筒に同封してください。

下記住所に書留郵便または宅配便で送付するか、愛知芸術文化センター地下2階アートプラザに持参してください(E-mailでの応募はできません)。

応募先 〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2
愛知県芸術劇場 AAF戯曲賞係 宛
注意事項
【応募作品について】
  • 第三者の著作権、プライバシー権、名誉権、パブリシティ権、その他いかなる権利も侵害していないことをご確認ください。
  • 脚色、翻案の場合は、原作者および原作品名を明記してください。他の戯曲、小説、映画、歌詞、詩歌等から引用した場合は、その作品名、曲名および引用箇所を明記してください。
  • 応募作品を
    • ① その審査のために複製し利用をすること
    • ② 当劇場が本事業を広報するための印刷物やウェブサイトに利用すること
    • ③ 当劇場が本事業を記録として保存するために複製すること
    にご了承ください。
    また、二次審査を通過した作品は愛知芸術文化センター内(アートライブラリー・アートプラザ等)やウェブサイト等で公開することにご了承ください。
【個人情報について】
  • 選考の過程で応募票に記載された氏名(ペンネーム)、年齢、在住地、略歴等を愛知芸術文化センター情報誌AACや同ウェブサイト・チラシ等に記載する場合があります。
  • 審査会および授与式の写真は愛知芸術文化センター情報誌AACや同ウェブサイト、新聞等に掲載する場合があります。
【その他】
  • 応募作品は、応募後に変更あるいは訂正・加筆することはできません。
  • 選考過程に関する問合せには応じられません。
  • 上記事項および応募方法に反する事実、著作権の未処理、盗作、類似等が判明した時は、受賞決定後でも失格となります。
  • 提出物は返却しません。
【受賞作品について】(受賞者対象)
  • 受賞作の著作権は、作者に帰属します。
    ただし、大賞受賞作品について、公益財団法人愛知県文化振興事業団(以下、「事業団」という。)が戯曲賞受賞記念公演(以下、「記念公演」という。)を行う場合に限り、次の目的・態様で使用することを許諾していただきます。
    • ① 事業団が主催する記念公演での上演
    • ② 事業団が主催する記念公演に関連するワークショップ等でのテキストの使用
    • ③ 事業団が戯曲を広報するための印刷物やウェブサイト等での利用
    なお、①の上演料については別途協議、②・③の使用料については無償とします。また、上記の事項以外に新たな事項が生じた場合は別途協議するものとします。
  • 上演時期は2019年度以降を、上演場所は愛知県芸術劇場小ホールを予定しています。
  • 上演は愛知県芸術劇場プロデュース公演とし、演出家・出演者その他公演内容は審査員・作者と協議の上、当劇場が決定します。
  • 上演に際して、作者同意の上、作品を改変・翻案する場合があります。
  • 受賞記念公演終了後その記録映像を作成し、愛知芸術文化センター内アートライブラリー、マルチビジョン、ウェブサイト等で放映する場合があります。
主 催 愛知県芸術劇場
審査員
プロフィール


©Tada Hengsapkul

篠田千明(演出家、作家、イベンター) 1982年東京生まれ。2004年に多摩美術大学の同級生と「快快」を立ち上げ、12年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。近年は『四つの機劇』『非劇』と、劇の成り立ちそのものを問いながら作品を制作し、最新作はチリの作家の戯曲を元にした『ZOO』。2016、17年度セゾン・ジュニア・フェロー。

【篠田千明からのコメント】
今年は、募集に力を入れたいです。といっても私ができる事は少ないので、いままでの審査であったことを書きます。ノートに手書きで数ページの応募もありました。アイディア段階のものもありました。それらはやはり全員の議論で短かったり、もう一歩踏み込んでほしかったりの理由で審査を通過しなかったのですが、そのためらいも残しつつも一人で書いている時間を感じました。どこかで一人で書いている人、わたしたちが読みます。最初の読者にならせてください。


©松原豊

鳴海康平(「第七劇場」代表、演出家)1979 年生まれ。早稲田大学在籍中の99 年、劇団を設立。これまで国内20 都市、海外4ヶ国7都市(韓国・ドイツ・フランス・台湾)で作品を上演。2004 年ロシア、08年香港にて研修。12年から1年間、ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスで活動。14年、三重県津市に拠点を移し、新劇場 Theatre de Belleville を開設。16年から3ヶ年の台湾との共同制作プロジェクトが進行中。

【鳴海康平からのコメント】
カフカの言う斧たるテキストに出会いたいと願っています。同じ人間に選ばれるという理不尽を前にしてもなお諦められない、歴史に向き合う覚悟や、啓示のようなユニークさや、現実に応答する真摯さに触れたいです。表層的な新しさや短絡的な焼き直しではないテキスト。どんな言葉で現実を記すのか、どんな言葉のつながりで世界を見ているのか、その行為のさまざまな結果との出会いが楽しみでなりません。


©Sakiko Nomura

羊屋白玉(演出家、劇作家、俳優、「指輪ホテル」芸術監督) 劇場での公演の他、国内外の現代美術の芸術祭に招聘され、サイトスペシフィックな環境で、地域の文脈と独自の表現を絶妙に結びつけ、演劇作品を発表している。他、アジアの女性舞台芸術家たちとのコレクティブ目指す亜女会(アジア女性舞台芸術会議)代表。「東京」をテーマに、看取りや喪失や終焉に関するネガティブなテーマの取り組みをしている。ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれる。など。
www.yubiwahotel.com

【羊屋白玉からのコメント】
言葉から戯曲へ、どのように生成されるのかな。って、問いがあります。上演を知らない戯曲と、上演された戯曲がある場合、上演は戯曲に対して何かしらのボーダーなのでしょうか。というわけで、ますます、よく分からなくなってきました。


©Hisaki Matsumoto

三浦基(「地点」代表、演出家) 1973年生まれ。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。05年、京都へ拠点を移す。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)。10年度京都府文化賞奨励賞受賞。11年度京都市芸術新人賞受賞。13年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。17年、読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。

【三浦基からのコメント】
劇作とは、時間をどう取り扱うかという意志なのではないか。歴史を書いて欲しい?いや、そんな難しいことではないです。オハヨウというただの挨拶でいい。その場合は朝を書いたということです。しかし、「オハヨウ」と言われて「オハヨウ」と返したら時間は朝のままです。「オハヨウ」と書いたら「オハヨウじゃねぇよ。コンバンワだろ、こんにちは!」と叫びたい。そんな悪意に満ちた、失敬、時間を意識した戯曲を読みたいのです。

やなぎみわ(アーティスト) 1990年代より国内外での展覧会多数。2009年、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表。11年から演劇活動を開始。美術館、劇場と場を移し、13年にはあいちトリエンナーレ2013にて匿名の声というメディアに取り組んだ『ゼロ・アワー ~東京ローズ最後のテープ~』を発表。16年夏より移動舞台トレーラーによる野外演劇の旅巡業を始める。19年2月、10年ぶりの美術館個展が高松市美術館から5都市に巡回する。

【やなぎみわからのコメント】
美術と野外劇、二足のわらじを履いています。
美術作品は、作品の前で立ち止まった人にだけ聞こえる「時代を越えて囁き続ける声」。
舞台作品は、限られた時間の中での全力投球する「一期一会で呼び伝える声」。
その両方を担えるのが、声にするために書かれたテキストでしょう。
そんな戯曲に審査で出会えることを期待しています。

審査結果


2019年1月6日に行われた公開審査会にて、大賞・特別賞が決定いたしましたので知らせします。


一次・二次審査会レポート

二次審査結果


去る10月29日に二次審査会が行われ、5作品が通過いたしましたのでお知らせします。


二次審査通過作品
(50音順・敬称略)

朽ちた蔓延る (山内晶) (PDF/415KB)
すごい機械 (我妻直弥) (PDF/322KB)
by us (南山高校女子部演劇部・渡辺鈴) (PDF/4.43MB)
「ヤクタタズ!」 (フルカワトシマサ) (PDF/5.75MB)
ワッツィ 人民は敵、 (佐々木治己) (PDF/215KB)

ノミネート作品は館内アートライブラリー(1F)、アートプラザ(B2)でもご覧いただけます。


一次審査結果


「第18回AAF戯曲賞」に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
去る9月25日に一次審査会が行われ、14作品(応募総数:109作品)が通過いたしましたのでお知らせします。


一次審査通過作品
(50音順・敬称略)
犬を案じて (沢井智)
impedance mismatch (岡本昌也)
朽ちた蔓延る (山内晶)
「雲路と氷床」/「赤裸々」 (杉本奈月)
是でいいのだ (小田尚稔)
すごい機械 (我妻直弥)
投影される私はいない (小野晃太朗)
by us (南山高校女子部演劇部・渡辺鈴)
藤田まことのちょっとしたはなし (藤田まこと)
木星のおおよその大きさ (犬飼勝哉)
優しい乱暴 (亀井健)
「ヤクタタズ!」 (フルカワトシマサ)
養老の西行と二条 (深谷照葉)
ワッツィ 人民は敵、 (佐々木治己)
                

17th Aichi Arts Foundation Drama Award

(PDF/1.12MB)
Details of
Requirements
and conditions
(1)Submission must be a script to be performed on stage ( When the entry is originally written in non-Japanese, applicant must attach a Japanese translation of the text at the applicant’s cost)
(2)Previously performed on stage, or published script is applicable. (The script which previously submitted for other competition is NOT applicable.)
(3)One entry per applicant.
(4)No set format for the script. A4 size paper up to approx. 200 pages.
Method of
application

* Submission items:
(1)Application form, (2)Cover page (Title and applicant’s name must be written), (3)Outline of the script (A4 size paper 1 page, no set format),and (4) Script.

* Entry script:
Print on white A4 size paper or PDF file for A4 size paper printing (no set format, up to approx. 200 pages)
Hard copy, print out:
5 sets of submission items (the script must be stapled or bound)
Soft copy:
Application form and a CD-R with a cover page, outline, script (PDF) in an envelop. (Please make sure there is no garbled letters when the files are opened with Windows OS)

Fill out the application form.
English(PDF/599KB)

Mail to Aichi Art Theater, Aichi Arts Foundation, No.15 AAF Drama Award,
1-13-2, Higashi Sakura, Higashi-ku, Nagoya 461-8525, Japan.
ubmission deadline
Application period June 1 (Thu.) to July 30 (Sun), 2017.
Submission must be done no later than July 30, 6:00PM.
Reward Drama Award 500,000 JPY. Special Award 100,000JPY.
*including local consumption tax and income tax.
Method of jury After the application due, primary and secondary jury session will take place. Announcements of 1 Drama Award and 1 Special Award are made at the open jury session on December 11(Sun), 2016.
(The primary and secondary jury session results are will be announced on the website of Aichi Arts Foundation. The jury session processes will be reported and disclosed on the website. The open jury session is planned to be broadcasted through internet.)
Application
Remarks
About the entry script
  • The third party copyright, rights for privacy or credit, and publicity right must NOT be violated.
  • When adaption is made for the entry, include the original author’s name and its title. When the manuscript includes the other drama, novel, film or poem quotation , indicate the name of original work and underline the quotation part. Applicant is agree (1) to duplicate manuscript for screening, (2) to print or publish for publicity purposes, and (3) Aichi Arts Foundation store as an archive piece.
Regarding personal information
  • Applicant's name (nom de plume), age, location and personal background may appear on the website, newsletter or open jury session flier as a part of screening process.
  • The photos of open jury session and award ceremony may be published on Aichi Arts Foundation news letter, website or newspaper.
Awarded piece
  • The copy right of awarded piece attribute to the original author (writer).
    However, when Drama Award piece is performed by Aichi Arts Foundation (AAF), the author must agree and permit following items.
    • (1)The author must permit AAF to perform the Drama Award piece.
    • (2) The author must permit AAF to use the text for workshop to promote the performance.
    • (3) The author must permit AAF to use printed material or data for website to promote the script for public relation purposes.
    Fee of (1) is going to be discussed separately. Fees of (2) and (3) to be free of charge. When question items to be arose after the decision, AAF and the author will discuss separately.
  • Awarded piece is planned to be performed in 2018, at Mini Theater in Aichi Art Center.
  • When the awarded piece is to be adapted and performed, upon agreement with the author and AAF, some changes may be made.
  • After the performance, the video is going to be prepared for the documentary purpose and there is a chance of the expert of the performance to be displayed on the multi vision screen of Aichi Arts Center B2F, or website.
Others
  • After the submission, no revise or change to be made.
  • No responses for inquiry of screening processes to be made.
  • When the violation of items above, insufficient process of copy right, plagiarism, or closely resemble other script is found, disqualification of the winner is to be announced.
  • Submitted items are not returned to the applicants.
inquiries Aichi Arts Theater (Aichi Arts Foundation )
AAF Drama Award Office
1-13-2, Higashi Sakura, Nagoya, 461-8525, Japan
Phone:052-971-5609 Email event@aaf.or.jp
Profile


?Tada-Hengsapkul

Chiharu Shinoda (Director/author) Born in 1982. In 2004, formed faifai/ex with classmates of visual theatrical art department of Tama Art University. Shinoda has played an important role of the group until 2012. In 2010, "My name is I LOVE YOU" was performed in Zurich Theater Spectacle as a part of international theater festival program in Switzerland. Shinoda is the first Japanese winner of ZKB Patronage Prize 2010. Resident of Bangkok, Thailand, since 2013.

【Comment by Chiharu Shinoda】
All script will be read by all juries.
Applicants may feel hesitant because of the script has never been performed on stage. However, the process of performing is already started at this point. This award is interesting from that aspect. Jury members will select the script which to be realized on stage. Challenging script is welcoming.


Kohei Narumi(Artistic Director of Dianagekijo, director) Born in 1979. Narumi creates works showing dramatic effects as the experienced sight, re-structuring views of the world described in the text with solitude and exhausted humanity. His works were performed in 20 cities in Japan, 6 cities in 4 countries oversea (South Korea, Germany, France and Taiwan). Recipient the grant of Pola Art Foundation to reside in France, 2012-2013. Narumi launched his own theatre "Theatre de Belleville" in Tsu, Mie prefecture in 2014.

【Comment by Kohei Narumi】
What is drama after saga was lost, and each story is evenly placed, so the text penetrates the present. Juries encountered exciting scripts last year. We expect challenging scripts to renew the possibility of drama this year, too.


Shirotama Hitujiya(Artistic director of "Yubiwa Hotel", playwright, director, and actor) Artistic director of "Yubiwa Hotel", playwright, director and actor. Born in 1967. In 2006, Newsweek Japan selected Hitsujiya as one of the "100 Japanese women the world recognizes". Recently, her site specific theatrical works were presented in art festivals in Japan. In 2014, she launched "Tokyo, Soup, Blanket and Travelogue" at Arts Council Tokyo. In 2015, founded "Asian Women Performing Arts Collective". www.yubiwahotel.com

【Comment by Shirotama Hitujiya】
Last year's entries were more like instruction or accumulation of data. They were clear scripts and gave an impression of bleached text. More wordy and dense text is expected this year.


Motoi Miura (Representative of "Chiten", Director) Born in 1973. Miura had dispatched as a trainee to Paris by Agency of Cultural Affairs for two years from 1990. After return to Japan in 2001, Miura actively involves to "Chiten". Miura stationed in Kyoto in 2005. Published a book "Is just being interesting OK?" (Goryu-syoin) In 2010, Miura won Kyoto Prefecture Cultural Prize, Encouragement Award. In 2011, Miura also received the Kyoto Municipal Rookie Artist Award. He opened the studio "Under throw" in Kyoto, in 2013.

【Comment by Motoi Miura】
What is not to be said.
Instead of falsify what one wants to say, it is important to confront what is not to be said. However, never keep silence. These type of drama is necessary for us. I just summarized in one word, “us” though, at least, I would like to read your words as they are.

Comment by the Office

'AAF Drama Award' is the script competition to be staged.
AAF Drama Award marked its 15th anniversary last year, and reviewed the foundation, "What is the playwright?" and revised the process of competition. Last year, 4 juries read all the entries, 114 works. 3 screening sessions took place which is approximately 10 hour session total. Drama Award was given to "Michiyuki". The script will be performed in September this year at Mini Theater of Aichi Prefectural Art Theater.
The script competition to be staged and hosted by the theatre is the venue for interaction. Author, director and audience encounter each other and create new value through the experience. "What is the playwright?" the question to challenge the possibility of drama is the essence of this competition.
We are looking forward to having your entries.

Aichi Prefectural Art Theater