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サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2019
愛知県芸術劇場ミニセレ
サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2019
「コンサート」ではこぼれ落ちてしまうような前衛的な音楽作品や、台詞や身体表現を伴う作品など、ひとくくりにはできない新たな音のパフォーマンスを一挙に紹介する場、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」。
ゲストとして登場する4組のアーティストに加えて、公募から選ばれた出演者が2日間に分かれて登場します。
今回のテーマは、「音響(PA) ⇄ 公衆伝達(パブリック・アドレス)」。サウンドパフォーマンスを支えるPA(電気的な音響拡声装置)の語源であるPublic
Address(公衆伝達)に立ち返り、「音を観客にどのように届けるのか」をテーマにしたパフォーマンスを募集しました。
このプラットフォームでの出会い、衝撃が、新しいアウトプットへとつながることを期待しています。
<関連イベント>
▶現代・音楽リレーレクチャー2018-2019「“サウンドパフォーマンス”について~サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2019にむけて」
公演日時 | 2019年2月9日(土) 17:00 <Aプログラム> 2月11日(月・祝) 15:00 <Bプログラム> ※開場は開演の15分前 ※両日とも公演終了後に出演者によるアフタートークを予定。 |
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会 場 | 愛知県芸術劇場小ホール |
出演者・演目 | 【2月9日(土) Aプログラム】 *ゲストアーティスト *公募アーティスト 【2月11日(月・祝) Bプログラム】 *ゲストアーティスト *公募アーティスト |
公募作品審査員 | 新見永治(パルル)、森田太朗(K.D japon/喫茶モノコト)、野口順哉(外/空間現代)、藤井明子(愛知県芸術劇場プロデューサー) |
チケット料金 |
<当日券のみ>
※2日通し券は特製ステッカー付き |
主 催 | 愛知県芸術劇場 |
助 成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
協 力 | 長久手市 |
プロフィール |
2月9日(土) Aプログラム *ゲストアーティスト 夏の大△ 大城真、川口貴大、矢代諭史による、自作の装置やその場に存在するオブジェクトを利用し、リアルタイムに構築や解体作業を行う演奏やインスタレーション展示を行うグループ。 藤田陽介 自作パイプオルガン+水(水槽)+声によるライブ・パフォーマンスが主軸。∈Y∋(ボアダムス)との共作舞台「メモリーム」(2015)以来、水を扱うことに特に尽力している。 *公募アーティスト 大久保雅基「sd.mod.live」 情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科修了。楽器や演奏行為にテクノロジーを組み込み、生演奏とデジタルの所作を融合させた作品を制作。上演作品は、生楽器を振動スピーカーで演奏する現代版オーケストリオン。http://motokiohkubo.net/projects/2018/sd.mod.live/ 杉野晋平「パイルドライバー」 愛知県蒲郡市生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。身体と音を使ったパフォーマンスとインスタレーションを行う。上演作品は、自作の楽器を土の地面に打ち込むパフォーマンスを予定。https://youtu.be/IylpMEiWAc0 dobby/仮説「チョウシ之助」 ダンスユニット 「dobby」と ロックバンド 「仮説 」 によるパフォーマンス。その場の音から影響されたカラダの動き、さらにその動きに反応する演奏者により、観客に音をダイレクトに伝える。https://youtu.be/rsFZ6BVcQ90 2月11日(月・祝) Bプログラム *ゲストアーティスト 電力音楽(木下正道/多井智紀/池田拓実) 作曲家の木下正道とチェリストの多井智紀が「演奏とは何か」をそれぞれ独自にかつ端的に思考するうちに、電気機器の使用に行き着き、自宅などでセッションを開始。 Hair Stylistics(a.k.a. 中原昌也) 中原昌也によるソロ・プロジェクト。 *公募アーティスト Affine「7 leaves」 作曲・パフォーマンス活動を行うささきしおりと、音響・映像技術の研究開発エンジニア秋山 Bob 大知のユニット。上演作品は、「描く」ことを物どうしを擦る「演奏」行為と捉えて、見えるドローイングの線と聞こえる音との間で異化作用を生じさせるパフォーマンス。http://affine.html.xdomain.jp/index.html signal compose「visible/hidden/re-visible」 情報科学芸術大学院大学[IAMAS]、在校生・卒業生による、エンジニアリング/アートワークを行うチーム。テクニカルなアプローチで、エンターテイメントやアートを考え、作品づくりを行う。上演作品は、人間の演奏をAIが解釈して共演するパフォーマンス。そこには人間どうしでない別の音楽的コミュニケーションが発生する。http://signalcompose.com 大所帯非楽器アンサンブル POLY!「パノラマ並奏曲」 「非楽器による大所帯アンサンブルをしましょう。」という呼びかけに応じて10代から50代の表現者が緩やかに集合。ホールや解体現場での公演を経た今回、日用品=音を奏でる奏具を、観客を交え演奏することにより、観客とプレイヤーとが渾然一体となった豊饒な場を生み出すことを目指す。https://ja-jp.facebook.com/ojotai.higakki.POLY/ |
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愛知県芸術劇場ミニセレ
サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2019 出演者募集
「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」は「AACサウンドパフォーマンス道場」(2006-2014)を前身に2015年から始まり、4回目の開催となります。
劇場での鑑賞の仕方にも踏み込んだ、より多様なパフォーマンスへのチャレンジをお待ちしています。
そしてこのプラットフォームでの衝撃が、さらに新しいアウトプットへとつながることを望んでいます。
公演日時 | 2019年2月9日(土) 17:00 2月11日(月・祝) 15:00 |
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会 場 | 愛知県芸術劇場小ホール |
募集要項 |
(1)募集するパフォーマンス (質問・ご相談は下記問合せメールアドレスまでお送りください)
(2)会場および会場に係る条件等
公演会場:愛知県芸術劇場小ホール内、および外(客席あり、なし)
(3)その他の条件
(4)応募方法・宛先
→下記①②をメールに添付し、③をメール本文に記入の上、送付してください。
宛先:ws24@aaf.or.jp ※ご記入いただいた個人情報は愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)にて厳重に管理し、本事業を運営するために使用し、それ以外に使用しません。
(5)締切
2018年10月2日(火)必着《募集は締め切りました》
(6)審査員
(7)審査方法等
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主 催 | 愛知県芸術劇場 |
助 成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
審査員プロフィール |
新見 永治(しんみ えいじ)・パルル 名古屋市中区のカフェ兼イベントスペース「パルル」のオーナー。 野口 順哉(のぐち じゅんや)・外/空間現代 早稲田大学教育学部卒。2006年、在学中にバンド「空間現代」を結成。ギターボーカルとして作曲に携わる他、作詞も行う。2009年にレーベルHEADZより1stアルバムをリリースして以降、精力的なライブ活動を続ける。2016年からは活動拠点を京都に移し、空間現代のスタジオ兼ライブハウス「外」をオープン。 森田 太朗(もりた たろう)・ K.D japon/喫茶モノコト 名古屋市中区のイベントスペース「K.D japon」のオーナー。アトリエだった店を受け継ぎ、14年間にわたり創造の空間を運営。また、自身が主宰するメディア・ダンス・パフォーマンス・ユニットholonなどで影を使うダンスパフォーマーとして表現活動を行う。 藤井 明子(ふじい あきこ)・愛知県芸術劇場プロデューサー 1992年愛知芸術文化センター開館から音楽の学芸員として勤務。ジャンルに捉われない活動を行うミュージシャンや作曲家に注目して音楽公演を企画・制作。「AACサウンドパフォーマンス道場プロジェクト」(2006~2013)企画・選考委員、あいちトリエンナーレ2010~2016のパフォーミングアーツのキュレーターも務めた。 |
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本公演の関連動画をご覧いただけます。