自主事業:
【公演中止】ダンス・コンサート『三つ折りの夜 - 遠い時の香りに染みた鏡 -』
勅使川原三郎×佐東利穂子×庄司紗矢香
世界トップクラスのダンスと音楽をコンサートホールで同時に楽しめる、当劇場が企画・制作するオリジナルシリーズ。2016年にスタートし、4回目を迎えます。今回ダンスを担当するのは、あいちトリエンナーレ2016でプロデュースオペラ『魔笛』を手掛けた鬼才、勅使川原三郎と佐東利穂子。音楽を担当するのは、パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにて史上最年少で優勝した実績を持つヴァイオリニストの庄司紗矢香です。国際的に活躍中の日本人アーティストによる至高のコラボレーションにご期待ください。
天才的ヴァイオリニスト庄司紗矢香さん、最高のダンサー佐東利穂子と私の3人の芸術家による詩、音楽、ダンスの三要素からなる創作。フランスの詩人ステファヌ・マラルメの詩「三つ折りのソネ( ソネット) 」から想を得た、「日没の夜」「深夜」「有明の月」の三夜の空気歌曲。芸術家に限らず真に現実を見る者は、世界の終わり無き混迷を決して簡素に扱わない。詩情とは困難ゆえの美ではないか、私は短略化した意味の回答に向かわない勇気を日々大いなる喜びと共に生きる。
新作「三つ折りの夜」ノート 勅使川原三郎
チケットの払い戻しについて(2020/3/6):
詳細はこちらのページをご覧ください。
公演中止のお知らせ(2020/3/3):
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、やむなく本公演を中止することといたしました。
ご購入いただいたチケットの払い戻し手続き等については、改めて当ウェブサイト(https://www-stage.aac.pref.aichi.jp)にてお知らせいたします。
公演を楽しみにされていましたお客さまにはご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございません。また、直前のご案内となりましたことをお詫び申し上げます。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
概要
公演日時 |
2020年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場) |
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会 場 | 愛知県芸術劇場 コンサートホール |
出演者・スタッフ |
演出・振付・照明・美術・ダンス : 勅使川原三郎 ダンス:佐東利穂子 ヴァイオリン:庄司紗矢香 |
チケット料金 |
S席 5,500円(U25 3,000円) A席 4,500円(U25 2,000円) ※ U25は公演日に25歳以下対象(要証明書) ◆ジューダイ・シート <10代対象 直前特別割引> |
チケット取扱 |
チケット発売 2019年10月18日(金) 10:00~ 愛知県芸術劇場メンバーズへの登録が必要です。詳細はこちら 愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階) TEL 052-972-0430 平日10:00-19:00 土日祝休10:00-18:00 (月曜定休/祝休日の場合、翌平日) チケットぴあ[Pコード:496-884] TEL 0570-02-9999 ※購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。 |
託児サービス (要予約) |
開場から終演までポピンズによる託児サービスを実施します。 |
主 催 | 愛知県芸術劇場 |
助 成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
プロフィール
勅使川原三郎(演出・振付・照明・美術・ダンス)
1981年より独自の創作活動を開始。1985年ダンスカンパニーKARAS設立。世界の主要な芸術祭や劇場から招聘され毎年公演。独自のダンスメソッドを基礎に美術と音楽の稀有な才能によって創作を続ける。パリ・オペラ座を始めとした欧州の主要バレエ団に委嘱振付、エクサンプロヴァンスフェスティヴァル、ヴェニス・フェニーチェ劇場でのオペラ演出等、芸術表現の新たな可能性を開くアーティストとして創作依頼多数。2013年に活動拠点カラス・アパラタス開設。2020年4月に愛知県芸術劇場初の芸術監督に就任予定。2007年芸術選奨文部科学大臣賞、2009年紫綬褒章、2017年フランス芸術文化勲章オフィシエ他、受賞多数。
佐東利穂子(ダンス)
1995年からKARAS ワークショップに参加。1996年より勅使川原三郎振付の全グループ作品に出演。2009年に勅使川原ディレクションによるソロ作品「SHE‒彼女‒」を上演。2019年から待望されていた振付家としての創作活動を開始。活動拠点カラス・アパラタスで初演した初の振付ソロ作品「IZUMI」は6月の欧州初演で高評を得た他、9月にアテール・バレット(イタリア)への振付作品「Traces」を発表。今後は自身の創作活動も続いてゆく。2012年第40回レオニード・マシーン賞、2018 年芸術選奨文部科学大臣賞他、受賞多数。勅使川原のアーティスティック・コラボレーターも務め、演出・振付助手の役割を担う。
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少かつ日本人初の優勝を果たして以来、世界の第一線で活躍を続ける。1998年からヨーロッパを拠点に活動し、2004年ケルン音楽大学を卒業。アシュケナージ、デュトワ、ヤンソンス、マゼール、メータ、ビシュコフ、ヤルヴィ等の一流指揮者、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ドイツ・カンマーフィル等の著名オーケストラと多数共演。室内楽活動にも力を入れており、これまでにレーピン、ゴラン、イッサーリス、ラン・ランらと共演。数々のCDの評価も高い。使用楽器は、上野製薬株式会社から貸与された1729年製のストラディヴァリウス「レカミエ」。