愛知県芸術劇場製作 10周年記念凱旋公演
ダンス&ラップ『ありか』
ダンスとラップ、観念を揺さぶる──生まれ変わる
初演から10年。
異なる領域でキャリアを重ねてきたダンサー・振付家 島地保武とラッパー 環ROYが、愛知に帰ってくる。
踊りと言葉の起源を問い続けた『ありか』は、初演以来、日本全国だけでなくフランス・香港でも上演され、その問いを世界へと投げかけてきた。上演するたびに二人がその問いと向き合い直すことで、作品はそのつど違う姿に変わり続けてきた。
異なるジャンルを越え、長い時間をかけて出会い続けてきた二人が、10年という歳月と無数の上演を経て、今もっとも洗練された『ありか』をこの舞台に持ち込む。即興による動き、音、声、リズムが、今ここにしかない瞬間に生まれ変わる。
[世界初演]2016年4月22日|愛知県芸術劇場
▼過去の公演をご覧になった方のコメントはこちら▼
http://shimaji.jp/arika/#comment
アフタートーク開催決定のお知らせ(2026/8/24):
以下公演の終演後に、アフタートークを開催することが決定しました。島地保武・環ROYの他、各アフタートークの出演者は以下のとおりです。
【9/19(土)14:00公演 終演後】 ドミニク・チェン 氏(発酵メディア研究者)
【9/20(日)16:00公演 終演後】 塚原悠也 氏(contact Gonzoメンバー/KYOTO EXPERIMENT 共同アーティスティック・ディレクター)
※各回30分程度、司会は唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督)
概要
| 開催日 |
2026年9月19日(土)14:00/19:00開演 ※ 開場は開演の30分前。 【19日14:00開演の回】
すべての方にお楽しみいただけるようリラックスした雰囲気作りを行います。 ・通常公演に比べて音量をやや抑えて上演いたします。 ・客席内の照明は、急激な変化を避けて上演いたします。 ・上演中の入退場は自由です。 ・4歳以下のお子さまも観劇いただけます。大人1名につき1名までひざ上鑑賞可(席が必要な場合は有料)。 アフタートークゲスト
【9/19(土)14:00公演 終演後】 ドミニク・チェン 氏(発酵メディア研究者) 【9/20(日)16:00公演 終演後】 塚原悠也 氏(contact Gonzoメンバー/KYOTO EXPERIMENT 共同アーティスティック・ディレクター) ※各回30分程度、司会は唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督) |
|---|---|
| 会 場 | 愛知県芸術劇場 小ホール |
| レジデンス協力 | Dance Base Yokohama(一般財団法人セガサミー文化芸術財団) |
| 助 成 | |
| 主催・企画・制作・お問合せ |
愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団) TEL:052-211-7552(10:00-18:00) メール:contact△aaf.or.jp(「△」を「@」に置き変えてください。) |
スタッフ・キャスト
| 出演者 | 出演・演出・振付:島地保武(劇場ダンスアーティスト) 出演・演出・音楽:環ROY |
|---|
チケット情報
| チケット料金 |
全席自由・整理番号付 ※【劇場と子ども7万人プロジェクト対象公演】小・中・高校生を公演にご招待します。 |
|---|---|
| チケット取扱 |
一般発売:2026年7月10日(金)10:00~ 愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階) TEL 052-972-0430 ※購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。 |
鑑賞サポート
| 託児サービス (要予約) |
【9月20日(日)のみ】 |
|---|---|
|
鑑賞サポート |
視覚に障がいのあるお客さまへの鑑賞サポート ※ご希望の方は 劇場事務局 へご連絡ください。 |
小・中・高校生招待
【劇場と子ども7万人プロジェクト(小・中・高校生招待)対象公演】
申込受付:2026年7月10日(金)10:00 ~
※ 枚数限定・先着順 。
※ 予定枚数に達し次第、終了します。
※ 同行のお客さまも一緒にご購入いただけます(1申込につき招待とあわせて4枚まで)。
※ 入場は電子チケット「チケットれすQ」での入場になります。招待・購入にかかわらず手数料(1枚あたり77円)が必要です。
プロフィール
島地保武/Yasutake Shimajii

(c)HATORI Naoshi
ダンサー・振付家。2006-15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。2013年に酒井はなとのユニットAltneu <アルトノイ>を結成。愛知県芸術劇場✕Dance Base Yokohama (DaBY)の企画では、「ダンスの系譜学」ウイリアム・フォーサイス振付『Study #3』に出演、環ROYと2作目となる『あいのて』にて演出・振付・出演。2024年には『Dance for Pleasure』で演出・振付・出演し、愛知・神奈川にて上演。DaBY ゲストアーティスト。愛知県芸術劇場ダンスアーティストとして新作創作中。http://www.shimaji.jp/
環 ROY/Roy Tamaki

(c)後藤武浩
1981年、宮城県生まれ。ラッパー。言語と音と身体の関係を主題とする。これまでに6枚のアルバムを発表し、国内外の音楽祭に出演。その他、近年の活動に、インスタレーション「続・Fine Game」の展示(富山県美術館・26年)、絵本『ようようしょうてんがい』の刊行(福音館書店・25年)、TV番組「デザインあ neo」への参加(NHK教育・23年-)、演劇「掃除機」の音楽制作・出演(神奈川芸術劇場・23年)、展示「未来の地層」の音楽制作(日本科学未来館・19年)。ミュージックビデオ「ことの次第」が第21回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に入選。https://www.tamakiroy.com
メッセージ/インタビュー
10周年記念凱旋公演へのメッセージ
『ありか』10周年おめでとうございます。
おふたりの、思考と身体を行き来する姿を観ていると、脳の閉じていた部分が開くような爽快感がありました。
言葉や思考が暴走する時代に、身体を冒険することの切実さを思い出させてくれる作品です。
── 石橋静河/俳優
私はしまじをマイクパフォーマーだと思っている節がある。思えば2012年の秋、フランクフルトでのザ・フォーサイス・カンパニー公演で初めてしまじの身体表現に出会った際にも、ステージ上に設置されたスタンドマイクを掴んで放さず、声帯という身体をも用いて劇場を震撼させていた。屈指のマイクパフォーマーである環ROYさんとの邂逅は、必然だったのだとしか思えない。
── 森山未來/パフォーマー
2017年に、初めて見てからあっという間に月日がたった。
互いの領域を浸食しあいながら交錯するふたりからは、不安定なようでいて底知れない安定感が感じられ、その矛盾がすばらしいと感じた。
この10年で、わたしと彼らの間には互いの作品制作を通じいくばくかの交流がうまれ、かれらをすこしだけ内側から見るようになった。
そしてやはりふたりには中心がないと感じる。
とてもよい意味で中心がないので、だからなおさらにしなやかで、それでいて互いに石のような硬さをもっていて、そのやわらかな石たちの路上での戯れこそが「ありか」なのかもしれないと感じる。
やわらかくて、かたい。
かわったようで、かわらない。
今年また、同じ場所で違う風景が見えてくることをたのしみにしている。
── さわひらき/美術家
ん? 10周年? ホントに?!
10歳トシを取った島地保武と環ROY、世界も10年分変わっている。
たぶん10年前より世界は良くない。でもだからこそラップしダンスする意味がある。
10周年おめでとうございます。
── 佐々木敦/HEADZ
よく晴れた朝の駒沢公園、存在を確かめ合うように身体を動かす2人の撮影から宣伝美術 (三ッ間菖子)と特設サイト (http://shimaji.jp/arika)のプロジェクトは始まりました。
真っ暗な劇場の舞台、ダンスとラップでお互いを肯定しながら立ち上がったパフォーマンスがあの日から続き、ふたたび目の前に現れることが楽しみです。
── 石黒宇宙/Webデザイナー・gm projects