自主事業:アーカイブ

愛知芸文フェス オペラ・ガラ・コンサート with パイプオルガン

 
出演者プロフィール

小﨑雅弘 Masahiro Ozaki(指揮)

国立音楽大学在学中より本格的な指揮活動を開始、『魔笛』でオペラデビュー。新国立劇場、藤原歌劇団、びわ湖ホール等で国内外の指揮者のアシスタント及び指揮を務める。1997年、『ルイーザ・ミラー』(若杉弘指揮、愛知県芸術劇場)の合唱指揮とチーフアシスタントを兼任。その後、市原多朗・林康子デュオリサイタルに抜擢され新生日本交響楽団(現東京フィル)を指揮。サントリーホールオペラ『仮面舞踏会』『ドン・カルロ』ではオーレンと共演。2006年、二期会公演『蝶々夫人』で急病の指揮者の代役を務め、『ラ・ボエーム』(愛知県芸術劇場)を指揮。イタリア・オペラのスペシャリストであり、レパートリーは50本を超える。指揮を高階正光氏に師事。

池山奈都子 Natsuko Ikeyama(構成演出)

名古屋音楽大学声楽学部卒業。
名古屋市文化振興事業団、名古屋二期会、名古屋オペラ協会等のオペラ・ミュージカル公演において数多くの演出家の助手を務めたほか、名古屋国際音楽祭、ローマ歌劇場日本公演等に演出助手として参加するなど、研鑽を重ねる。『オルフェオ』で演出家デビュー後も国内各地の公演での演出を多数手掛け、活躍の場は全国へと広がっている。
オペラ演出の他、コンサート・合唱団の公演の演出も手掛けている。
平成25年度名古屋市芸術奨励賞受賞。

吉田恭子 Kyoko Yoshida(ソプラノ)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了時に優秀賞受賞。第33回日伊声楽コンコルソ第2位。第1回ヴィニョーラ声楽コンクール第2位(第1位なし)。イタリアで研鑚を積み、ミラノにて『セビリアの理髪師』ロジーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人等に出演の他、イタリア各地でコンサートに出演。国内では東京二期会『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、同『皇帝ティートの慈悲』ヴィッテリア、愛知県芸術劇場『ラ・ボエーム』ミミ、三河市民オペラ『トゥーランドット』リュー等出演。コンサートでもモーツァルト「戴冠ミサ」、ヴェルディ「レクイエム」等で幅広く活躍している。日伊協会会員、金城学院大学非常勤講師、二期会会員。

清水華澄 Kasumi Shimizu(メゾ・ソプラノ)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了時に武岡賞・NTTドコモ賞受賞。文化庁派遣新進芸術家海外研修員としてボローニャにて研鑚を積む。第6回カルロス・ゴメス国際コンクール(伊)第2位。小澤征爾音楽塾特別演奏会『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、新国立劇場鑑賞教室『カルメン』タイトルロール、びわ湖・神奈川県民ホール『アイーダ』アムネリス、東京二期会『ドン・カルロ』エボリ公女、新国立劇場『ラインの黄金』フロスヒルデ等出演。コンサートでも、ヴェルディ「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、マーラー「復活」等で活躍。2016年2月東京二期会『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナに出演予定。二期会会員。

又吉秀樹 Hideki Matayoshi(テノール)

東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学時にアカンサス賞、同声会賞、武藤舞賞受賞。文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンで研鑚を積む。第40回イタリア声楽コンコルソミラノ大賞、読売新聞社賞受賞。2010年トスティ歌曲国際コンクールアジア代表に選出される。海外では、イタリア・ヴィットーリア歌劇場『ナブッコ』イズマエーレ、スポレート音楽祭『椿姫』ガストン子爵等に出演。国内でも、アン・デア・ウィーン劇場と東京二期会の共同制作『イドメネオ』タイトルロールに抜擢され、好評を博した。コンサートでも、シューベルト「Gdurミサ」「Esdurミサ」、プッチーニ「グローリア・ミサ」、モーツァルト「レクイエム」等に出演している。二期会会員。


ℂ深谷義宣(aura)

堀内康雄 Yasuo Horiuchi(バリトン)

東京都出身。慶應義塾大学卒業。五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。ミラノ・ヴェルディ音楽院で学ぶ。トゥールーズ国際声楽コンクール他、多数の国際コンクールで優勝。1994年ベネチア・フェニーチェ座『ボエーム』でデビュー後、ローマ歌劇場『マクベス』に抜擢され高い評価を受ける。以後、リスボン・サンカルロス国立劇場、ハンガリー国立歌劇場など欧州の著名劇場で活躍。国内では、97年以降、同団や新国立劇場などで多数の作品に出演をし、絶賛を博している。イタリア国立放送交響楽団、スペイン放送交響楽団、フランス国立放送フィル等オーケストラ共演も多い。2015年12月藤原歌劇団『仮面舞踏会』のレナートに出演予定。ジロー・オペラ賞受賞。武蔵野音楽大学教授。藤原歌劇団団員。

伊藤貴之 Takayuki Ito(バス)

愛知県出身。名古屋芸術大学卒業、同大学大学院修了。第48回日伊声楽コンコルソ、第6回G.ゼッカ国際声楽コンクール第2位。第41回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。愛知県芸術劇場『椿姫』グランヴィルをはじめ、『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『ナブッコ』『リゴレット』など多数のオペラに出演。2013年藤原歌劇団にデビューし、『ラ・ボエーム』『ファルスタッフ』等に出演。本年4月と7月に共同制作公演『ランスへの旅』のドン・プロフォンド、シドニー卿で好評を博す。「第九」「メサイア」、ヴェルディ、モーツァルト、フォーレの「レクイエム」等のソリストとしても活躍。平成24年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。京都市立芸術大学非常勤講師。藤原歌劇団団員。

森本レオ Leo Morimoto(ナレーター)

1943年生まれ、愛知県出身。67年「高校生時代」(NHK)で俳優デビュー。68年「ミッドナイト東海」のDJとして若者の支持を得る。以降、その飄々とした人柄で、幅広いキャラクターを演じ活躍している。また、その独特の穏やかで優しい語り口で、ナレーターとしても人気を得る。主な出演作は、『黄色い涙』(NHK)、『美女と男子』(NHK)、『ロングバケーション』(CX)、『ショムニ』(CX)。現在、テレビ朝日系列で放送の『サムライせんせい』に出演中。

勝山雅世 Masayo Katsuyama(オルガン)

大阪教育大学作曲科卒業。東京藝術大学オルガン科卒業時アカンサス音楽賞。在学中、安田生命クオリティオブライフ奨学生。同大学院古楽科修了、バーゼル・スコラ・カントゥルムに留学。2003年、シュニットガー国際コンクール3位。04年、トレヴィーゾ国際オルガン週間に招待される。07年からヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)の通奏低音を担当。10年、彩の国さいたま芸術劇場の委嘱で「ムフタール通りの魔女」を作曲・演奏。また同年、NHK交響楽団定期公演でサン・サーンス「交響曲 第3番」、13年、ベルリオーズ「テ・デウム」を共演。09年からサントリーホール主催「それいけ!オルガン探検隊」では企画にも携わる。

愛知県芸術劇場合唱団
Aichi Prefectural Art Theater Chorus(合唱)

愛知県文化振興事業団主催のオペラ公演に出演する合唱団として結成(発足時の名称はAC合唱団)。『トゥーランドット』、『ルイーザ・ミラー』、『愛の妙薬』、『椿姫』、『白鳥』(委嘱初演)、『ラ・ボエーム』、『ファルスタッフ』、『ランメルモールのルチア』、『ホフマン物語』(あいちトリエンナーレ2010)、『蝶々夫人』(同2013)などのオペラに出演する一方、「音楽への扉」、『ナブッコ』(演奏会形式)、『マクベス』(演奏会形式)、ベートーヴェン「荘厳ミサ」、「シャガール・コンサート」などにも出演。出演者は公演の都度、オーディションを行って決定している。今年より名称を「愛知県芸術劇場合唱団」と改め、さらなる展開を目指している。

山口浩史 Hiroshi Yamaguchi(合唱指揮)

山形県立山形北高等学校音楽科卒業。東京音楽大学声楽科オペラコース卒業、同大学研究生オペラコース修了。イタリア ローマ・サンタチェチーリア音楽院 室内声楽科のディプロマ取得、最高点を得て修了。合唱指揮法を故北村協一、声楽を篠崎義昭、Y.ムラーゾヴァ、S.シルヴェーリ、L.ペトロツェーロの各氏に師事。指揮、合唱指揮の活動は根幹を成し、イタリアでは、ヴェネツィアのS.アンジェロ教会、ローアS.ピエトロ大寺院での、夕べのミサの音楽を指揮する。またローマ第三大学合唱団「Coro・Roma Tre」「giogio」「東京労音合唱団」ほか、数多くの合唱団に関わり、演奏曲への深い解釈と声楽的テクニックを結びつける指導で、多くの影響を与えている。

中部フィルハーモニー交響楽団
Chubu Philharmonic Orchestra(管弦楽)

2000年設立。活動範囲は中部圏全域にわたり、各市町、企業・団体からの依頼コンサート、オペラ・バレエ団との共演、テレビ朝日系「題名のない音楽会」にも出演。2005年のCBC主催ベートーヴェン・マラソンコンサートでは、秋山和慶の指揮で交響曲第4番・5番を演奏し絶賛を博した。また同年、皇太子殿下ご臨席による「愛・地球博」閉会式及びファイナルコンサートでも演奏を行い、さらに「愛・地球博1周年記念大復活祭」での演奏はNHKによって全国放映された。2009年愛知県芸術文化選奨文化新人賞を受賞。小中学校巡回演奏、各施設でのボランティア演奏なども積極的に行っている。2010年、新たに秋山和慶がアーティスティック・ディレクター&プリンシパル・コンダクターに就任。