自主事業:アーカイブ
月夜に煌めくエトワール
演目変更のお知らせ (2016/01/06)
上演予定でございました『失われた楽園~ロスト・ヘヴン』*1と『LUNA』につきまして、出演者の都合により以下の演目に変更をさせていただきます。
『それでも地球は回る』
音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ(「バヤゼット」より“私はないがしろにされた妻”)
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:マチュー・ガニオ
ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
『煌めくエトワール』 *日本初演
音楽:ジュール・マスネ (「タイスの瞑想曲」)
振付:エルヴェ・モロー
バレエ:ドロテ・ジルベール&エルヴェ・モロー
ヴァイオリン:三浦文彰 ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
エルヴェ・モローからのメッセージ:
「まずは、この2016年がみなさまにとって美しい年になりますようお祈りいたします。
この度、股関節を痛めてしまった関係で、直前ではありますが予定していたプログラムを変更しなくてはいけなくなってしまいました。
まずは、この急な変更に心からのお詫びをお伝えしたいと思います。
私自身も大変楽しみにしていました作品ですので本当に残念ですが、公演全体を十分なクオリティで仕上げるためにこのような判断をしました。
『失われた楽園~ロスト・ヘヴン』については近々日本で上演ができるよう準備を進めておりますので、その機会をお待ちいただけたらと思います。
この2演目に代わり、『煌めくエトワール』と『それでも地球は回る』を上演します。
『煌めくエトワール』は本公演の前身でもあるジュネーブでの「Luz de Luna」でイザベル・シアラヴォラと共に創り上げ初演したパ・ド・ドゥです。
パリでも共演の機会が少ないドロテとの共演で、この公演にぴったりな煌めきのデュエットをご紹介したいと思います。
『それでも地球は回る』はマチューのためにマンチーニが特別に改訂をくわえたソロで、彼の抒情的な美しさを現代的なセンスでご覧頂けます。
この変更のお知らせをするのは心が痛む思いですが、新たな2作品も大変美しく魅力的な作品ですので、どうかご安心いただければと思います。
劇場で皆様にお会いできることを楽しみにしています!
エルヴェ・モロー 」
予定されていた演目を楽しみにしていただいた皆様にはたいへん申し訳ございませんが、 この演目変更につきまして、なにとぞご理解をいただけますようお願い申し上げます。
*1 振付家の意向により発表時よりタイトルを変更いたしました。
上演順決定と内容の一部変更のお知らせ (2015.11.16)
下記の通り、上演順が決定いたしました。
なお『フィナーレ』の内容に一部変更がございますのでお知らせいたします。音楽が変更となり、フランク・シナトラによって広く知られている「Fly Me to the Moon」の曲にのってスペシャル・カーテンコールをお送りいたします。
■ 『LUNA』*日本初演
音楽:セルゲイ・ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
振付:エルヴェ・モロー
バレエ:エルヴェ・モロー
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ リスト:『バラード 第2番 ロ短調』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ イザイ:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調“ バラード”』
ヴァイオリン:三浦文彰
■ 『月の光』
音楽:クロード・ドビュッシー
振付:イリ・ブベニチェク
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ 『トリスタンとイゾルデ』よりパ・ド・ドゥ *日本初演
音楽:リヒャルト・ワーグナー
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:ドロテ・ジルベール&マチュー・ガニオ
※音楽は録音テープを使用
■ 『ツクヨミ』*世界初演
音楽:アルヴォ・ペルト「アリーナのために」
振付:中村 恩恵
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ』
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ 『瀕死の白鳥』
音楽:カミーユ・サン=サーンス「動物の謝肉祭」より第13曲「白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン
バレエ:ドロテ・ジルベール
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ ポンセ:『メキシカン・バラード』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ 『ラスト・ヘヴン』 *世界初演
音楽:アルヴォ・ペルト「鏡の中の鏡」
振付:パトリック・ド・バナ
バレエ:エルヴェ・モロー&マチュー・ガニオ
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
■ スペシャル・カーテンコール
音楽:バート・ハワード「Fly Me to the Moon」
出演:全員
※音楽は録音テープを使用
※表記の出演者・演目は2015年11月16日現在の予定です。
出演者の怪我などのやむを得ない事情により変更になる場合があります。
最終的な出演者・演目・上演順 は当日発表とさせていただきます。
ド・バナ振付新作、タイトル決定のお知らせ (2015.10.27)
エルヴェ・モローとマチュー・ガニオによるデュオが実現するパトリック・ド・バナ振付の世界初演作品のタイトルが『ラスト・ヘヴン』と決定いたしました。
作品はつい先日、パリでの創作を行ったばかりです。
ペルト作曲「鏡の中の鏡」にのせて踊られる本作は、静かな旋律とは対照的な大変フィジカルな振付が特徴的。モローとガニオというオペラ座が誇る二大ノーブル・ダンサーが、心身をぶつけあい深淵な世界を表現する様が見どころとなっています。2人が共通して持つ美しさはもちろん、同じ振付を踊る場面では、それぞれが持つ異なる魅力がより浮彫に。
オペラ座が誇る稀代のエトワール2人によるこれまでにない激しく、そして儚い美にどうぞご期待ください!
演目変更のお知らせ (2015.9.24)
演目が一部変更になりました。
『月の光のかたわらで』(バンジャマン・ミルピエ振付) →
『ツクヨミ』(中村恩恵振付)
■ 『ツクヨミ』(世界初演)
音楽:アルヴォ・ペルト「アリーナのために」振付:中村 恩恵
バレエ:エルヴェ・モロー ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス