自主事業:アーカイブ

第15回 AAF戯曲賞

 
審査員プロフィール


篠田千明 (Chiharu SHINODA)演出家、作家

わくわくする戯曲があれば、審査とか関係なく、とりあえずすべてにいつものようにスケッチブックで演出プランを考えてみようと思います。あと、応募にきた戯曲は全部読みます!たのしみです!!!

【プロフィール】1982年生まれ。2004年、多摩美術大学映像演劇学科の同級生らと快快(ex:小指値) を結成し、12年、脱退するまで中心メンバーとして所属する。10 年、代表作『My name is I LOVE YOU』がスイスの国際演劇祭チューリヒ・シアター・スペクタクルにて、日本人アーティストとしては初である最優秀賞 ZKB Patronage Prize2010 を受賞。13年より、タイ・バンコク在住。
photo:Tada Hengsapkul


鳴海康平 (Kohei NARUMI)第七劇場代表、演出家

オハナシだけに限らず、世界にひとつの態度を示しているドラマとの出会いを楽しみにしています。

【プロフィール】1979年生まれ。早稲田大学在籍中の99年、劇団を設立。これまで国内15都市、海外4ヶ国6都市(韓国・ドイツ・フランス・台湾)で作品を上演。2004年ロシア、08年香港にて研修。12年から1年間、ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスに滞在。14年、三重県津市に拠点を移し、新劇場を開設。


羊屋白玉 (Shirotama HITSUJIYA)「指輪ホテル」芸術監督。劇作家、演出家、俳優。

戯曲のクレジットの多くは、”written by 作家名”ですが、”devised by”や、”curated by”など、劇作家には言語に対する様々な作業があり、それはクリエーションの行く先を揺らすのです。

【プロフィール】1967年生まれ。06年、ニューズウイーク日本誌において「世界が認めた日本人女性100人」の一人に選ばれる。近年の作品は13年瀬戸内国際芸術祭では海で、14年中房総国際芸術祭では鐵道で上演した「あんなに愛しあったのに」。14年よりアーツカウンシル東京にて「東京スープとブランケット紀行」始動。15年、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレで新作を発表。
photo:Sakiko Nomura


三浦基 (Motoi MIURA)「地点」代表、演出家

台詞をくれ。台詞とは俳優が覚える言葉である。何度口にしても間違うような、そんなトテツモナイ言葉をくれ。

【プロフィール】1973年生まれ。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。05年、京都へ拠点を移す。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)。10年度京都府文化賞奨励賞受賞。11年度京都市芸術新人賞受賞。13年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。
photo:HisakiMATSUMOTO